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地球が23.4度傾いているから。そして66.6の謎

夏の間は一切差し込まなかった窓からのおひさまがグンと室内に差し込むようになった。

今年は夏が長くて、
秋なんて来やしないという感じで、
庭のケヤキの木も紅葉しないし、きっとこのまま落葉するのだろうな。
これじゃいつまでも夏だわ・・・と思ってたのだけど、
それでも「日差し」は少し前からちゃんと秋になっていて。


どんどん長く差し込んでくる日差し。
我が家は真南に向いてる部屋が5部屋あるので、それぞれの部屋に陽が良く当たる。

寝室には「部屋半分」日差しが入るから、お布団の外干し不要。


そんな秋の日のお昼時の、夫婦の会話。




妻「日差しが入り込むようになったわ~」

妻「夏は全く日差しが室内に入らないのに」

夫「地球が傾いているからね」

そうであった!そうだった!理科で習った。

妻「どうして傾いてると四季があるのだったっけ?」

図を描いて説明する夫



これはネットからの借り物です



空間認識の薄い妻は、自分が23.4度傾いてストーブの周りをまわってる感じをイメージする。



夫「夏と冬は40度も角度が違うからね」

夫「そりゃあ、日差しも違うよね」



妻「それにしても、何億年も前からずっと23.4度傾いてるって凄い」

夫「傾きが変わった時期もあるみたいだけどね。マンモス時代とか」




妻「それにしても、いつもちゃんと傾いてるって不思議だわ」

夫「90度から、その23.4度を引くと、いくつになると思う?」
夫「引き算してみて」


妻は咄嗟に計算できず(笑)



夫「66.6やろ?」


夫「悪魔の数だ」


夫「そして、無だ」

このあたりから妻はチンプンカンプン突入。



66.6は、すなわち、無。


だから23.4というのは「変化」
それがあるから、四季があり、そして変化がある。


夫「変化が無ければ」

夫「それは、無。悪魔の数字」




妻は更にチンプンカンプンではあるけれど
なんかわかる、いいたいこと。
長年連れ添った夫婦ですしね。


妻「まあ、四季があり、そして毎日変化があり」

妻「それが幸せなのだね」



難しいことはわからなくても、
冬の日差しは嬉しい。

あったかい「大人のミロ」が美味しい。




新潟生まれなのでことさら九州の冬の日差しを嬉しく感じるのだと思う

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