突然、夫が、香りに、興味を!
私のアロマ好きは年季が入ってる。
まだ誰もアロマを知らずハーブの存在も知らない頃から密かに香りのフェチ。
昔はネットもなかったから、アロマを手に入れたいと思っても方法が無かったし、ハーブの苗も売っていなかったから、
ミントの葉っぱを手に入れるとそれを挿し木して育て、
ローズマリーの葉っぱをどこかで手に入れると挿し木をして増やしていた。
この趣味(笑)
私だけのもので、主人は一向に興味が無かった。
「ね!ね?ね!良い香りでしょ」と話を持って行こうとしても
「そうだね」と関心のなさそうなとりあえず返事した的な。
そんな主人が、昨日突然。
どうも英文の書籍で読んだらしい。
「香りに鈍感になると」
「認知症のはじまり」的な論文みたいだ。
私が日本語で、これだけ長年説き伏せていても興味が無かったのに、
英文で読むと「そうかあ」と思うのかあ・・・・・・
主人は2月に、
ちょっとした入院した時、院内感染でコロナ感染した。
その直後から「少し嗅覚が鈍い」と言ってた。
よくある後遺症みたいですが。
嗅覚が「なくなった」ほどじゃないなと感じるのは
コーヒー淹れれば「おお良い香り」とか言ってるし。
でも自分的には「ニオイの感覚が鈍感」な自覚症状があったらしい。
英文の論文によると、
「嗅覚はトレーニング」
「毎日、違う何種類かの香りを嗅いで」
「それだけで良い」
「それがトレーニング」
だそうで。
夫、いわく
「なんか、ある?」
「種類の違う良いニオイのするもの」
やったーーーーーー!
私はガッツポーズ。
やっとやってきたぞ!この時を待っていたのだ(笑)
テーブルに、これでもか!というほど並べる。
こんなものをテーブルに置いておくことは今までやりたくても出来なかった。
「邪魔やね」って言うだろうと思って。
でも、英文の論文のお陰で
「それ、そこに、置いといて」
やったーーー!
生徒さんにアロマコーディネーターさんがいて、
毎回、その季節によって、その気分によって、
私は調合してもらっている。
天然の本当に素敵なオイルを、
考え抜いた調合でいつも持ってきてくださる。
最近の調合は
主人の提案で調子に乗った私は、
アロマコーディネーター氏にLINE。
この前の調合、あと2~3本お願いしたいのだけど・・・・
彼から来たLINEには、
「では次回、心を込めて作って持って行きます」
そうかあ。。。
私がこんだけ彼の香りに癒されるのは
「心」が詰まってるからなのかもしれない。
主人が香りに興味をもってくれて良かった。
これで「自分の趣味」というだけではなく
「夫の健康のため」という大義名分が出来て
私はなんだか嬉しいぞ。