発表会でオリジナル曲を歌った方の動画。ハウリングの音を消して。
先日の発表会で、オリジナル曲を歌った方がいました。
どちらかというとシニア世代の女性。
ピアノの発表会なんだけど、
後半の大人の部は、他の楽器や、弾き語りや、歌などもあって楽しい。
音楽を楽しむ大人達が本気で遊んでる、ってことは
子供達が観ても夢があると思う。
そんな中、オリジナル曲を歌った方。
「こんな曲なんですが・・・」と持ってきて合わせてみたのはたったの30分くらい。2回くらい合わせられたかな。
その30分の短い時間の中で、
「私が」
「この曲を」
「一瞬で理解できるために」
必要だったこと。
楽譜でありました。
「作曲したいんですけどぉーーー」なんて言ってくる高校生男子、
今までもたくさんいました。
出来るよ。作れるよ。
ひとりで完結するのならいいんだけど、
それを「だれかに伝える」場合、
自分で演奏できるか、あるいは音源で製作できるか。
ただ「歌」となると、
伴奏してくれる人に「伝える」必要がある。
それを的確に伝えるためのツール。
それが楽譜。
彼女は
自分が歌うために、ピアノの前の私の前に置いた楽譜。
これが完璧でした。
しっかりとした楽譜作成ソフトで書かれた譜面で、
vocalのパートが一番上に。もちろん歌詞も入力。
その下に私が弾くための大譜表。
ピアノ譜は大譜表で書いてたので、
その譜面は膨大でした。
見開きで8ページくらい。
もちろんコード付き。
その大譜表を見て、私が「その通り」に弾いたわけじゃない。
私は私なりに即興で弾いてるわけなんだけど。
だけど!
この大譜表があったことで、
「あーーー」
「この曲って、こういう感じなんだ」ということが
一目瞭然。
イマドキのネットで出回る無料楽譜にありがちな、
例えば
D♭7なのに、onB なんて書いてるやつ(onC♭って書いてくれぇーーー)
そんな頭が混乱するアレコレも一切ない楽譜でした。
楽譜、それは言語。
会話するために絶対必要なツール。
「楽譜読めません」「書けません」
それでもいいんだけど、
誰かに伝えるためにはやっぱり正確な譜面書ける力は
必要だなーーと痛感。
当日、
「ピアノ発表会」だからPAが完璧ではなく、
本番「盛大にハウリング」
会場のスタッフさんにマイクの管理をお願いしたわけだけど、
スタッフさんはPAのプロじゃないし、これは了承済みの案件。
それにしてもハウリングやノイズは「盛大」だった(笑)
私は弾きながらちょっとイラっとしてて集中力が欠けてる。
でも歌い手さんは少しも動ぜず、それにも驚いた。
私は・・・・まだニンゲンが小さいな(笑)
動画アップしたかったけどハウリングが凄くて・・・・
素晴らしい出来栄えだったので惜しい。
そこで
携帯で撮った動画から音声引き抜き、
ピーピーピーピーのハウリングを消し、
ザーザーザーザーのノイズみたいなのは消せなかったけど、
それをもう一度動画にはめ込んで
作った動画でした。