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ゲームメーカーのTAITOって知ってます?その2
その1では、インベーダーゲーム全盛のテーブル筐体にまつわるお話をしましたが、その続きの記事です。
テーブルゲーム筐体の構造ってどうなっているかご存じですか?
上記の麻雀筐体で説明すると、赤丸二つが「〇鍵(まるかぎ)」といって二つのカギを開錠するとテーブルが上にあがって中身が見れるようになります。ちなみに、青〇部分は「コンパネ」と言ってゲームに合わせてこのコンパネを変えたりします。画像では麻雀ゲーム用のコンパネとなってます。スト2とかの格闘技系だと、ジョイスティックと6ボタン仕様のコンパネとなります。
上の画像は開錠して開けた状態です。赤〇が「スイッチング」といっていわゆるパソコンでいう電源部分ですね。「スイッチング」には、電圧を調整する「ツマミ」があって「ツマミ」を回すと電圧を強くしたり弱くしたりすることができます。青〇はゲームの「基盤」です。中央のモニターはほとんどが15インチサイズですが、後期型のテーブル筐体では17インチ型も出てきました。このように開錠してテーブルを開けるとモァッ・・と熱気が顔を包み込んできます♪また、中があったかいのでゴキブリやまれにネズミの死体とかを見かける時もありました。特に、喫茶店や飲食店に設置したテーブル筐体には多かったですね・・・。なので、修理やゲームを変更するときは、いろんな意味での恐怖の克服時間でしたね(苦笑。
上記画像は、ゲームの基盤を引き出した状態。麻雀系の基盤は上記のように二枚基盤が多かったです。アクション、パズル系の基盤は一枚基盤、スト2などの格闘系は二枚基盤、もっと後期(バーチャロンとか)になると三枚基盤が多くなってきましたね。
お金が溜まるクロバコを引き出している画像。ここに100円硬貨だと満杯状態で約4000枚となります。泥棒はこのクロバコをバールでこじ開けて中の硬貨を盗んでいきます。中には、筐体ごと盗んでいく泥棒もいましたね。この「クロバコ」のカギは「〇鍵」で、赤丸箇所は「ベロ」と言ってました。
お金を回収しようとしたらこじ開けられいて中が空っぽ・・・「おーまいごっと!」です♪