1500万円をどう活かすか
私は約7年前に起業をした。それまでは定期的に収入が入る大手企業の営業で30代前半の女性の中ではとてもいい待遇で良いお給料をいただいていた。
その収入がなくなり0からのスタート。
起業をする覚悟をしたからには、なんとかしなければならない。
会社を辞めるときには転勤で地方にいたので、退職と同時にマイカーで地方から東京の実家に戻ることにした。
その道中、投資家の先輩からお電話をいただいた。
「MIHOちゃん、これからのお金のことなんとかしないとね」
-さすが、なんでもお見通しだな〜笑-
そんな風に思ったことを鮮明に覚えている。
私が考えなければならないことは、将来に渡ってちゃんとお金も生み出すことだ。でも方法がわからなかった。財形貯蓄をしていた定期預金は9年でわずか千円程度しか増えなかった。(増えたうちに入らない)
先輩の周りで海外積立の難民がいて、海外の積立を専門にしている方に難民救済をお願いしていたようで、その機会に東京に来ていただけることになったからなかなかない機会だしよかったらその方を紹介するねと繋いでいただいた。
<大切な考え方は間違えてなかった>
これまでコツコツと貯めてきた資産は、時間をかけて半強制的によけておく。
投資家さんの投資の相談を受けるそのかたは、はっきり
「貯めるまでに時間をかけられるあなたは、資産を貯めるためにはコツコツ積立で投資をしたほうがいい。半強制的によけておいたことは大正解。
ただ…置き場所が悪かったですね。」
今の日本の現状や、昔の日本の金利、世界情勢、税金のことなどを教えてもらう
「成長している国や通貨、資産に資産も時間も分散投資をする」
正直そんなことができるならやりたい!でも今までそんなことを自分でしてこなかったので、できるのだろうか…
そんなことが脳裏をよぎるが、その心配も全く不要だった。
一任勘定でお願いできる。
一任勘定(投資判断スイッチング、売買をファンドマネージャーに一任する)できるのはとてもありがたい!
私はとにかく夢中になって話を聞いた。時間を分散する積立投資のドルコスト平均法についてが一番面白かった。
「投資=なくなってしまうかもしれないもの」という誤った認識をしていたこともわかった。
これなら今までお金が大幅に減ってしまうことも避けられる。
今まで財形貯蓄をしていたように強制的に自動で積立をして、その先で運用をしてもらう。そんな方法が将来の資産形成にはぴったりだと思った。
こうしてこれまで貯めた資産を活かす方法としてのベーシックなものが早々に決まった。悶々と悩んだ時間は何だったのだろうと思うくらい晴れやかでとてもありがたい情報だった。これで仕事に打ち込める
そしてその喜びはぜひ周りの人で、必要としている人に伝えていかねば!と思ったのである。
私は代理店の仕事を始めたが、同時に周りの人に資産形成の大切さや具体的な方法を伝える伝道師になりたいと思った。そしてみんなで将来は豊かな生活を送りたいと心から思った。
そして程なくして香港に渡り、金融の最先端にどっぷり浸かり金融のことを勉強する生活を送るのであった。