「しつけと暴力の違い、そして育児の本質」子どもを育てることは、自分を育てること
育児って、一言で言い表せるものじゃありません。
毎日が試行錯誤、感情のジェットコースター！「子どもを育てる」つもりが、気づけば自分が育てられている。
泣いて、笑って、怒って、また笑って。「育児」とは、「人を育てること」だけではなく、「自分も育っていくこと」。
それって、すごいことじゃないでしょうか？
私の今の育児に対する想い
正直なところ、育児は本当に大変なことだと思っています。人を育てるということは、その子の人生を左右するほどの大きな責任を担うこと。 親の関わり方ひとつで、子どもはどのような人間にもなり得ます。犯罪者にも、心優しい人にも、国を動かす人にも。 環境や親の在り方次第で、人生が大きく変わる可能性があるのです。
だからこそ、子どもはただの「小さな存在」ではなく、 最初から「立派な一人の人間」であり、「魂を持った尊い存在」だということを忘れてはいけません。子どもは純粋で、何色にでも染まる可能性を持っています。 まるで真っ白なキャンバスのようだからこそ、親の在り方がとても重要なのです。親の価値観、言葉、態度、愛情。 それらすべてが、子どもの未来に大きな影響を与えます。
育児には正解がありません。→ だからこそ難しいと思います。
それでも、毎日子どもと向き合いながら、 少しずつ親として成長していくしかないのだと感じています。「育児」は、日々の繰り返しのように見えますが、実は毎日が違います。 昨日とは違う発見があり、昨日とは違う成長があります。
この子と一緒に過ごせる「今この瞬間」は、二度と戻ることはありません。 だからこそ、今を大切にしたいと心から思います。
しつけと暴力の違い、そして子どもの健やかな成長のために
教育する側の人も、親と同じように子どもの成長に大きな影響を与えます。 親の言葉よりも、他人から言われた言葉のほうが心に強く響き、時にはショックを受けることもあります。 だからこそ、教師や保育士、指導者たちがどのように接し、どのような言葉をかけるかはとても重要です。
子どもが成長するうえで、「しつけ」と「暴力」の違いをどう考えるかは、とても大切なことです。
私は昭和の時代に育ちました。
部活動では、できなければ頭を叩かれ、「校庭を一周してこい！」と言われるのが当たり前。 ボールを投げつけられ、「できるまでやれ！」と繰り返し練習させられるのが普通でした。 努力しなければ報われない時代。 努力してこそ人生は開けるものと教えられてきた気がします。
しかし、今は時代が変わりました。
かつての「しつけ」とされていたものの中には、実は「暴力」だったものも多く含まれています。 子どもに対する体罰や強制は、しつけではなく、子どもの心と体に深い傷を残してしまう可能性があります。
しつけとは、子どもが社会の中で生きていくためのルールを学ぶプロセスであり、決して恐怖や痛みで支配するものではありません。
一方で、厳しさを失い、何でも子どもの自由にさせるだけでは、自己中心的な考え方を持つようになり、 社会の中で他者と協調して生きる力を育むことができません。
「厳しくしすぎるのはよくない」 「子どもの気持ちを尊重するべき」
このバランスをどこで取るか、親として常に迷うこともあります。 しかし、大切なのは、子どもの心を尊重しながらも、成長のために適切な指導をすること。
✔ ルールを教えながらも、気持ちを受け止める
✔ 無理に抑えつけず、子どもの意思を尊重する
✔ 「こうすればよかったね」と共に考える時間をつくる
しつけとは、愛情をもって導くことであり、暴力とは違うもの。
教育する側の人も、親と同じように子どもの成長に大きな影響を与えます。 親の言葉よりも、他人から言われた言葉のほうが心に強く響き、時にはショックを受けることもあります。 だからこそ、教師や保育士、指導者たちがどのように接し、どのような言葉をかけるかはとても重要です。
子どもが安心して成長できる環境をつくること。 それが、私たち大人に課せられた責任なのではないでしょうか。
人を育てるということ
子どもは「育てる」ものではなく、「一緒に生きていく」存在なのかもしれません。親だからといって、すべての答えを知っているわけではありません。 むしろ、子どもと向き合いながら、親も学び、成長していくものだと感じます。
「育児」とは、結局、親自身の成長の物語なのではないでしょうか。
育児の素晴らしさ
私も8歳と３歳の娘を育てながら、日々育児と向き合っています。子どもを育てている親って、本当にすごいですし、簡単なことではありません。
小さな命と向き合いながら、自分自身とも向き合う時間。
育児とは、本当に尊いものです。
子どもを育てることは、想像以上に大変です。 お金もかかるし、親にはお給料もありません。 まるでボランティアのようなものだと思っています。
でも、その中で親自身が学ぶことも本当に多いと感じています。
人間対人間。 育児は、ただ子どもを育てるだけではなく、 親もまた、成長しながら向き合っていくもの。
思い通りにならないこともあるけれど、 向き合い、試行錯誤しながら進んでいくことで、 親も子も、少しずつ前に進んでいけるのではないでしょうか。
だからこそ、自分を大切にしてほしい
育児をしていると、どうしても子どもを優先し、自分のことを後回しにしがちです。 私自身もそうです。
気づけば、自分の時間は削られ、心の余裕がなくなってしまうことも。 そうなると、ちょっとしたことでイライラし、 子どもに当たってしまったり、育児そのものを楽しめなくなったりすることもあります。
だからこそ…..
「自分の状態を知ること」
「自分の気持ちを理解すること」
「自分を大切にすること」がとても大切だと思います。
育児は、ただ子どもを育てるだけではなく、 親自身が自分と向き合い、バランスを取りながら成長していく過程でもあるのです。
育児は大変なことですが…
やはり、とても素晴らしいものだと思います。
私自身、子どもを一人の人間として真剣に向き合い、お互い成長していけたらなと思います。
Mahalo~