【FF14】冒険録(ジャンポ)はイイぞ
なんだか私がFFを始めたときにサラッと聞いたのが
「ジャンポは買わない方がイイ」
なんて意見。
それをガン無視してFF14の世界にv6.0から乗り込んだ、冒険録漬けの私の考えをまとめてみよう!ということでnote化してみました。
冒険録にあまり良いイメージを持っていない人などいるとは思いますが、こんな考えもあるゾ!という事で寛大な心で読んでほしいです。
もくーじ
FF14の特性からみる冒険録
ずっとMMORPGで遊んできた私がFF14のまずいい所は?と聞かれたら、
「Pay to Win」ではない所を上げると思います。
(Pay to Win = 金払えば強くなれるで の意)
IL(アイテムレベル)というあくまで運営の想定内でしか強くなれない、ただし装備に課金が要らないという、スゴいシステムです。
なぜスゴいのか?となると、やはり売り上げの問題です。
一般的なMMOでは強くなるのに課金を要します。
感覚としてはマテリアの装着一回500円みたいな感じです。
一方FF14では毎日コツコツ集めたトームストーンを交換したり、高難易度に挑んでやっとこさ装備が手に入ります。
つまり装備の入手に課金は全く不要となります。
月額払っているので当たり前と言っては当たり前なのかもしれませんが、ネトゲとして収支のバランスが素晴らしいと思います。
強い装備を低確率のガチャにぶち込めばドンと儲かるのが普通のMMOですが、それをせずに着実に稼ぐというのは月額制・・・とはいえ今の時代入り口が有料だと人が来ないうえに、サブスクとなると続かなくなりそう・・・
それを維持しているヤバいMMOがFF14なのです。
それを前提に冒険録というアイテムを見てみましょう。
課金で強くなれるじゃねーか!!!!(歓喜)
いやいやいやちょっと待ってください。
Pay to Winとまだ決めつけるのは早い。
ジョブ冒険録の中身を見ていきましょう。
ジョブ冒険録の中身
お値段2,750円
①買うとき選んだジョブのレベルが90になります(黄金時点)
②ジョブクエ終わったことになります
③500,000ギルおこづかいプレゼント
④90時点最強装備あげちゃう
ざっと読んだだけでは至れり尽くせりやんけという意見に落ち着くのでとりあえず一つづつ分析していきましょう。
2750円の価値
一定のモノサシで語りたいのでとりあえず皆支払っているであろう月額と比較。
90日で4554円。
計算ワカラナイ・・・比較できねぇ・・・
ということでもっとわかりやすい、ソシャゲのガチャの平均額から考えてみましょう。
ソシャゲによって違うのですが、相場は大体「1回300円、十連3000円」となります。
つまり「10連ガチャ」とほぼ等しい価値と見られるわけです。(大雑把)
普段天井している人や、MMO重課金していた人にとっては安い(痛くない)でしょう。
ただ、FF14しかやったことない、冒険録なんて使ってないという人にとっては「少々高い」イメージがあるかもしれません。
(やり込めば全て手に入ってしまうので・・・。)
あとは暁月よりも少々値上がりしています。
計算は分りませんが、レベル分相応の料金なのでしょうかね・・・?
①レベルが90になること
割と大きいです。が、実は使っている側としてはメインコンテンツなのにオマケ感があります。
メインクエやっていれば必ず1ジョブはカンストまで持っていけますし、何よりデイリー勢であればレベルなんて1年程度で満遍なく育ってしまうのが現環境です。
つまり私が考える冒険録のうま味はこれ以外だということです。
②ジョブクエ全て終わったことになる
コレ。
私が求めていたのはまさにこれだったのです。
MMO全般、レベルを上げて新しいスキルを覚えて、やれることが増えて、エフェクトも音も変わって「感覚的に強くなった」タイミングというのがあると思います。(他ゲーだとn次転職とか明示されていたり・・・)
頑張ったから強くなった!という昔からの心地よい感覚を阻害されたのがこの「ジョブクエ」でした。
学者のみジョブクエをやったのですがまあ苦痛で。
内容は面白いことも面白くない事もなく、興味のない外伝をただひたすら読まされる感覚と言いますか。
ともかく、努力してレベル上がったのにスキル使えないのは大っ嫌いです。
それを解決してくれるのがまさに冒険録だったわけで、私はためらいなくこの為だけに全ジョブ買ったまであります。
最初は1ジョブだけ、友達と遊ぶためにという目的のもと買ったのですが、このジョブクエの存在を知ってしまい、このザマです。
③500,000ギル
キャロットラペ納品約100回分と聞くとなんか高いのか安いのか分かりませんね・・・。
ただ、最初に買ったときにテレポ代に困らなくなったのは事実です。
間違いなく言えるのはこのために冒険録は買わないという事です・・・。
④90時点最強装備
とてもいい。
むしろ無いと色々マズい気もします。
ケチな運営だった場合多分REじゃない装備セットを付けてきそう。
冒険録使用=強くなる 訳ではないという事
中身をみて皆さん思ったことは様々だと思うのですが、
この中身のメインコンテンツはあくまで”レベル90”であり、他はレベル90に突然なったユーザーでも遊びやすいようにという気遣いパッケージです。
ゲーム的には出せる数値がおおくなり、ケアルガが使えたり、ファイジャが撃てたり(魔職大好き)
強くなったと錯覚しますが、実は強くもなんともなってないないというのがこのゲームの肝になります。
他のゲームはレベルと装備=その人の強さ=高難易度人権、崇拝の対象
となるのですが、このゲームは装備が整っている上に、
ある程度の技量・仲間の練度/連携が要求されます。
また、前の項目で言った通り、「規定されたアイテムレベル以上に強くなることは不可」というのが大切です。
脱線しますが、課金で差を設けた場合、自分が8人パーティーでえっさほいさ倒している「ゾディアーク」さんが廃人レベルの人であればソロかつワンパンで倒されるような世界観です。(マジ。崇拝の対象とはそういうことです。)
つまり「強くなる」ために買うのであればそれは価値的にはほぼ無いものを買っているという事になります。
もう知っているという方々も居ると思いますが、このゲームはスキル回しが重要とされており、「そのジョブをどのダンジョンで適正に扱えること」が強さとされています。
白魔で言うならメディガ連発やシンエアーの挟み方などで技量がある程度見えますよね。床ペロしない事も大事ですが、必要量のヒールをしたうえでなるべく攻撃の機会を増やすことが高難易度では最善とされています。
冒険録でそんな技量を買えるわけもなく、この冒険録のいわば「否定意見」に繋がっている部分とも言えます。
(ケアルすら撃ってなかった人間がいきなり土壇場でシンエアーが使えるかぁ!!という事。多分無理。)
買う場合はこの点を理解していれば大丈夫。
ポケモンでいうなら「技マシンで技を覚えた」感じでしょうか。
冒険録との付き合い方
FF14には色々なユーザーがいて、いろんな楽しみ方をしていると思います。
毎日の金策、デイリー勢、高難易度初週攻略勢などなど、遊び方はたくさんあります。
しかし、レベルやストーリーの進行度が無いと遊びの幅もかなり絞られることもあり、冒険録は初心者が手っ取り早く「FF14の楽しみの幅」を広げるのには最適なアイテムだと考えております。
ただ、ストーリーや前述の技量をすっ飛ばすわけで弊害がない事は否めません。
さらに、使ったところで先輩ヒカセンが居ないとコンテンツの存在自体が分かりません。(アメノミハシラとかエウレカとか無人島とか・・・)
なので、私的に冒険録の向き・不向きをご紹介します。
冒険録を使うのに向いている人
○Case1. 先輩ヒカセンや友達に誘われて始めた
この場合、自分はストーリーの進行度が低いために一緒にコンテンツ参加することはしばらくできない事でしょう。
ストーリーは要らない、一緒に遊ぶことが大事!(FPS脳)といった人はストーリー冒険録に手を出してもイイのではないかと思います。
ただそうなるとジョブも買わないといけないのが現実、パッケージ買って、月額料金払った上でとなるとかなりリアルマネーを使うのでお覚悟を。
(私はデビュー時にさらにアバも買ったので請求が凄いことに。)
○Case2. 熟練ヒカセンの新たな挑戦
あんまり無いケースですが、FC等でみんな出せないジョブや、やったことないジョブなどに挑戦したいような熟練ヒカセンに、ジョブ冒険録はオススメです。
熟練ゆえにパレットの設定、重要なアビリティの知識は、「やらないけど詳しい」人が多いです。つまりジョブクエや過程は不要なケースが多いのでお勧めです。
またストーリーについても、別(サブ)キャラクターで遊びたい場合、数年ぶりに復帰した場合にかなり有用です。
冒険録を使うのに向いていない人
個人的な意見ではありますが、否定意見にも繋がっている部分なので・・・。
・買ってすぐコンテンツルーレット行くような人
これが相当な数の否定意見に繋がっているのかと・・・。
スキル回しも分からない、パレットもろくに作っていないのにただ試すために行く人はハッキリ言って向いていないです。
私は黒魔を買ったとき、3時間スキル回しの練習とパレット調整に時間を要しました。
それでも実戦は難しかったので、ノー勉は例え簡単なジョブであってもタブーです。
ストーリーに関しても、すべてソロではクリアできず誰か他人を巻き込むコンテンツに必ずぶち当たるので、参加する前に予習することは大切です。
・買って強くなれると思い込んでいる人
前述しましたが強さは変えません。
練習した上で色んなダンジョンで活躍出来てこその強者です。
レベルシンクもあるので、せっかく使えるようになった綺麗で強いアビリティは使えなかったりします。
熟練ぶってもバレますし、恥かくだけですよ・・・
まとめ
全ジョブ冒険録勢ですが、わりと慎重でしょう?
使おうとしている初心者に対して頭ごなしにダメ!じゃなくて、とりあえず一緒にダンジョンに行ってアドバイス・カバーしてあげるなどしてあげた方が、本人は楽しめると私は思います。
今回の内容については以下のようにまとめさせていただきます。
・遊ぶ幅を広めるために買うのは全然アリ
・買って得られるものは「時短」(主にジョブクエ)
・野良に迷惑掛けないように!
以上、読んでいただきありがとうございました!
あとがき
私はFF14デビュー当時、野良が怖かったので一人で遊んでいました。
白魔を最初に冒険録で買ったのですが、グレアかっこよすぎて感動しました。
ケアルガ最強と思い込んでいたところ先輩ヒカセンに「メディカラがイイぞ」という意見を受け、なんとかなった記憶があります。
仕事でもFF14でも経験者に聞くことがイチバンですね。