駄作であり良作。FF13(FINAL FANTASY ⅩⅢ)をクリアしてみて、良かった点と悪い点を考察。
こんにちは!ラルです(o^∀^o)
今日は昨年10周年を迎えたFF13を最近クリアしたので感想を述べたいと思います!
この作品、実は評価がとても難しくて
自分は良い所もあったし
悪い所もあったなぁ~と思ってます
(゚∀゚ )
ということで!今回も
個人の観点で
ファイナルファンタジー13を感想をいれつつ
紐解いていこうと思います(o^^o)
お前はライト派か!セラ派か!
(_・ω・)_ババァン!!
▪️圧倒的グラフィック
自分はRPGを評価する上で様々な観点で見るように心がけていますが
13と言ったらこれでしょう!
ライトニングが美しい!
かっこいい!可愛い!
↑FF13の主人公ライトニング、性別は女性
女性が主人公のRPGってだけで話題性が
ありますよね
実はファイナルファンタジー15を自分はps4でプレイ済でその時のグラフィックにも凄く驚きました
↑FF15主人公ノクト、彼もとても綺麗な映像美で描き出されていました
しかし!10年前のps3のFF13も
まっっったく負けてないぐらいグラフィックにはビックリしましたね!お世辞なしに!
もう自分正直....
ライトニングを画面で動かしてるだけで30分ぐらい余裕でプレイできそうでした笑←
それぐらいとにかく綺麗で第一印象もすごく良かったです!
グラフィックが良いとバトル中や移動している時、新しいキャラと出会う時
モチベーションに繋がりますよね!
▪️楽しい!「クリスタリウム」
お次は私の大好きな育成システムの観点から!今作は「クリスタリウム」というシステムでキャラを育てていきます
↑各6キャラにそれぞれ用意されているクリスタリウム、このデザインもいいですよね♪
今作にはレベルの概念がなく
戦闘をクリアすると
CP(クリスタリウムポイント)
というものがたまっていきます!
これをためっていって、自分のペースで育てたいキャラの能力やステータスを解放していく感じになります
もちろん、強いアビリティや強力なステータスはCPが高く、とりずらくなっていて、バランスはいい感じにとれていたと思いますね
FF10のスフィア盤と同じ感覚で
私は凄く楽しかったです
↑FF10の育成システム「スフィア盤」
こちらもレベルの概念がなく
AP(アビリティポイント)をためて
能力やステータスを解放していく
※主はFF10が最高評価です
このようなポイントを貯めて自分で育てるタイプはとにかく
自由度が高く、やりこみがききやすい
んですよねあと実況者さんや動画投稿者の
縛りプレイ
をつくるのに優しいですよね(^^;)
しかし....
自分はもっと自由度が欲しい!
と思いました
今回の総評にも繋がるんですが
FF13って良い意味でも悪い意味でも
一方通行
なんですよね
FF13はストーリーが13章に別れていて
その節目ごとにBOSSが存在していて
BOSSを倒すとクリスタリウムレベルというものが上がります
↑攻略サイトから借りました
このようにレベルが進む事に強いアビリティやステータスを解放できるようになるんですが
例えばクリスタリウムがレベル2だとしたら
レベル3以降のものは一切解放することができません
どんなにポイントをためてもです
強いものを解放したいと思うなら
そのBOSSがでるところまで
ストーリーを強制的に進めなければならない
ということになります
正直自分はこの点
結構辛かったです....笑
割と序盤からそこそこやりこんで、キャラをいっぱい育てて各所のBOSSに挑みたい!
という人いませんか?
自分はまさにそのタイプだったので少しイライラすることろがありました笑
せっかくCPためたのに解放できないのかよ!
っていうFF10とは違う辛さを突きつけられましたね
でもこれって別の見方をすると
製作者側がBOSS攻略の難易度を設定してる
ということになります
このポイントには、これぐらいの強さで来て欲しい
そんな製作者の意図が読み取れます
実際ボスバトルは
素晴らしくちょうど良い難易度になっていたと
思います
「たたかう」「魔法」を連発して勝てる訳でもない
しかし、対策を積めば
(アクセサリの耐性や敵の部位の攻撃順など)
必ずキツくても突破できる、とてもいいラインになっていました
一方的に成長を縛られる訳ですが
これはこれで良い緊張感でバトルに挑むことができました
▪️雑魚も本格的なバトルシステム
さあ!育成の次はバトルシステムですね
FF13はとにかくここが目立って変ですからね笑
自分は結構前情報をみてRPGを購入するんですが
FF13のプレイ画面をみると
え?なんかボタン忙しくない?
と初見の時思いましたね
「たたかう」を何回も押してるし、オプティマをこまめにチェンジしてるし....
実際プレイすると思ってたよりは忙しくなかったけど(操作するのがリーダー1人のため)
他のゲームより忙しいのには間違いないです笑
ほんとはシステムを詳しく説明したいところですが説明し始めるとFF13はマジで長くなるので笑
ちょっとシステムの説明は、はしょります
ただ1つ重要なのが
右上の敵のチェーンゲージをためてブレイクさせる!
ということ、しかし
敵によってブレイクまでの時間が違う
ゲージがたまりやすい攻撃の仕方
ブレイクを狙わなくてもよいパターン
など敵によって様々な対策が必要です
これが雑魚敵にも対策が必要で、時間がかかるのがストレスの原因でした
もちろん他の強い敵ほど複雑な操作にはなりませんでしたが
ドラクエのスライムに「たたかう」以外をおさなきゃいけない感覚です
1つ1つの戦いに緊張感をもたせる
という意味では素晴らしいと思いますが
雑魚敵に時間がかかると
さすがにテンポが悪いです....笑
↑自分が嫌いだったのはテージンタワーあたりのマーナガルム
そこらへんにいるのに
無視しても近付いてきて戦闘になりやすいのに、かたくて、ブレイクしにくく
おまけに状態異常をかけてきます....
ボスではない敵に苦労された方いるのでは....?
※バトルについてはもっと書きたかったのですが記事が長くなりすぎるのでここらへんで....
▪️他に気になった点について
ここまで育成システム、バトルシステムを見てきましたが
自分はゲームを進める上でちょっと不便だな~と思ったことがあったので紹介します
1、マップが見づらい!!!
右上に出てるマップはうつしてる範囲が狭すぎて非常に使い勝手が悪いです
(あと高低差も分かりにくい)
かといってメニューのマップを開いても大きすぎるし、東西南北が固定されずキャラの向いてる方向でマップの上下左右が変わったりするので非常に分かりにくいです
(アルカキルティはホントにマップが地獄)
多分ここまでFFでマップにイライラしたのは13ぐらいじゃないですかね....?
2、テレポートできる場所が少ない!
終盤の広いマップではミッションをクリアするとテレポートできるポイントがあるのですが
このもとの数があまりにも少なくて
移動がマジで面倒!
そのくせして移動が早いチョコボを手に入れるのもひと手間かかります....
3、アイテムの最大ストックが少なすぎ!!
このゲームはキャラの育成だけでなく
武器の改造ができるのも醍醐味です
そこで敵から落ちる素材やショップで変える素材が必要なのですが
これが全て99個が持てる限界なんですよね
ぶっちゃけ自分は最大999個でも丁度いいくらいと思っています
それくらい1度に使う素材の量は多いです
改造する→メニューを閉じる→ショップに入る→素材を買う→メニューを閉じる→改造する
っていう謎のサイクルを延々とやっていました
これは本当に苦痛でしたね
(やり込み勢はなんならこれが1番嫌なのでは)
4、もう二度と戻れないマップ
見てくださいこの綺麗なマップ
サンレス水郷というBGMもFFの中では人気のマップなんですが
実はこの章をクリアしてしまうと
二度と戻ることはできません
一方通行です
セーブデータをとっておくしかないです
しかし、とっておくといっても後から強いパーティーで戻ることはないのです
ここはヴァニラとサッズだけで行う6章限定のマップです
実は10章までは全てこんな感じで
その章をクリアするとそのマップには戻ることができないので
章ごとに1つセーブデータをとっておく
というのは自分は必ずやっていました
RPGって強くなってから、また訪れるのが楽しみでもあるのになぁ....
↑私の思い出の写真達です(o^^o)
(他にも書けることたくさんあるのですがここらへんで!)
(⚠️次からはバッチバチにストーリーのネタバレしてるので注意⚠️)
▪️パルスのファルシのルシがコクーンでパージ
最後ににストーリーの観点から
FF13の代名詞といっていいでしょう!
この言葉
ネタかと思われるんですが
本当にこの状況が13の始まりなんですよね笑
パルスのファルシのルシになってしまったであろう人々(ライトニング達を含む)がコクーンからパージされる所から始まります!笑
や、固有名詞多すぎだろ!
誰もが思うでしょう
私も思いました!!笑笑
FF13はストーリーが難解なことで有名です
とにかく固有名詞がズラズラ並べられて
細かくポーズ画面に用意してあるストーリーのまとめを読まないと
全く理解できません
なのでクリアするまでの全体の流れもイマイチ掴みづらいです....
私は続編となる13-2とライトニングリターンズ
はクリアしていませんが
(時間あればプレイしたいと思ってます!)
正直このFF13だけだとストーリーが完結している感じはありません
私はあくまでファイナルファンタジー大好き野郎ということで色々調べて13の世界観を理解しましたが
ぶっちゃけストーリーが訳分からなかった方
いるのではないでしょうか?笑
自分はラストは無理やり自分を感動させて終わらせたって感じでした( ̄∇ ̄)
ただやっぱりキャラ毎が抱えている背景には感動するものがありましたね
スノウとセラのストーリーは分かりやすく、とても暖かで切ない恋愛で良かったです
大切な人がクリスタルと化して、もう喋れない、触れられない、そして人類の敵となる存在になってしまった
それでもあなたはその人を愛せますか?
ライトニングとホープもかなりお互いが成長するきっかけになっていたと思います
ライトはやっぱりどこか1人で目的のために動いている印象でしたが、後半はホープを守り、スノウのセラへの情熱に影響を受け「仲間のため」「守るもののため」を1番に動いていましたよね
逆にホープはどこか他人任せで自分の気持ちを上手く外に出せない、内気な少年でした
けどライトやスノウに守られることによって徐々に自立する心が芽生えていたと思います
そして過去を乗り越え
自分が前に進むために何をするべきか考える
「成長」をテーマとした素晴らしいストーリーだったと思います
サッズとヴァニラは正直1番ストーリー上では酷な位置にいたペアだと思います
サッズの最愛の息子ドッジ、そして自分自身がルシになった元凶であるパルスの人間ヴァニラとずっと行動を共にしていたのだから
ノーチラスで真相を知って自殺しそうになった時は本当に焦りました(´×ω×`)
そしてヴァニラはその全てを知っていたんですよね....
自分はストーリー2章ぐらいで
あ、ヴァニラはコクーンの人間じゃないな
ということは勘づいていました
パルスに対して肯定的な意見をやけに放っていたので
あとたまに入る天の声のようなナレーションも全てヴァニラの声でしたね
そしてパルスの人間である
ファングとヴァニラ
※主は13ではファングが1番好き!
ファングは常にヴァニラのために自分の身を捨ててまでも使命を全うする男勝りな女性でした。パルスのルシとしての罪を抱えながらずつと生きているのでライトニング達ともどこか壁がありましたよね....( ・᷄-・᷅ )
その一途な気持ちがいいんですけどね!
でも最後はライトニング達と共に
パルスのルシとしてではなく、人間として
そして仲間のために戦うことを選びました
13は主人公達が人類の敵
そして元凶は味方にいる
そんな不可解な状況から始まりました
とても辛く
暗く
絶望的なストーリーの連続
それでも苦悩を乗り越え
ルシとしての使命ではなく
自分の運命をきりひらく
成長の物語でした
あなたもライトニング達と一緒に
運命を変える物語を....