![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18739367/rectangle_large_type_2_24c814387a90c9e434c3d26b58d28022.png?width=1200)
ファイナルファンタジーⅧ(FF8)をクリアした率直な感想
こんにちは!ラルです(o^∀^o)
今日は、ちょっと前にはなりますが
ファイナルファンタジーⅧ(ps4リマスター版)
をクリアしたので
その感想を記していきたいと思います!
■本題に入る前に....
↑FINAL FANTASY Ⅷ
1999年、PlayStation用ソフトとして発売
主人公はスコール
私はこの無印はプレイしたことがなく、今回クリアしたリマスター版が初見となりました
また、プレイする前に
同じメインシリーズである
・ファイナルファンタジー7
・ファイナルファンタジー9
・ファイナルファンタジー10
をクリアした状態から8をプレイしました
なので心の中では
7と9の間の作品はどんなシステムなんだろう?
スコールとリノアはどんなキャラなんだろう?
『愛』をテーマにしたFFはどんなストーリーだろう?
と様々な期待を膨らませてプレイし始めました
以上のことを踏まえての私の感想となります!
(º∀º*)
※ストーリーのネタバレは基本的に無いと思います!
※ただ育成の仕方や攻略の道筋はかなり核心をついていると思うので
自分で攻略法を見つけたい、完全初見でプレイしたいいう方はブラウザバック推奨です
それではいきましょう!
■まずは1つ言いたいこと
大きく、まとまった感想として1つ....
難しかったよ!!FF8!!
7よりも9よりも10よりも断然難しいし
色々とシステムが複雑でした
はっきり言って
このゲーム攻略情報見ずにどうやってクリアするの?と思ったぐらいです笑
とにかく育成と戦闘システムが独特すぎて
他のシリーズに比べてもかなり浮いています
自分もプレイしながら
「これはスクエニもかなり挑戦的な作品をつくったなぁ....」と思っていました
しかし、
システムを理解すれば、自分の思い通りに事が進むゲームでもあるんです!
ただそのシステムを理解するまでが
遠すぎるんです笑
今回はその複雑すぎる育成戦闘システムをポイントでまとめながら
私の感想を述べていきたいと思います(* ॑꒳ ॑*)
▷▶▷ポイント目次
■謎単語「ジャンクション」
■魔法はアイテムと思え
■レベルを上げてはいけないRPG!?
■取り返しのつかない要素が多い
■謎単語「ジャンクション」
このゲームは
・キャラクターにGFをジャンクションします
・GFを育ててジャンクションできるステータス項目を増やします
・そのステータスに魔法をジャンクションして、ステータスを強化します
というのが主な流れです....
意味分かりますか....?笑
でも、このような感じで本当にゲームが始まります
説明もゲーム内にありますがイマイチピンときません( ・∇・)
序盤から訳が分からないことだらけです
とにかく「ジャンクション」っていうFF8独自の言葉が、様々な場面で使われてしまうので
メニュー画面の操作の時点でかなり面倒さを感じます
「レベルを上げればステータスが上がる」
というRPGの普遍の定理を感じることは
ありません
↑この画像1枚でも、相当な情報量ですよね
でもこれ、序盤から理解必須の項目です
これが初歩中の初歩なので
これを理解できない、理解するのが面倒くさいと感じた時点でFF8は負け(笑)
レベルまであると思います
このとっつきにくさが
FF8を難しいと感じた大きな要因の1つですね
■魔法はアイテムと思え
この言葉は私が考えたのですが
プレイした人はあながち間違ってないと思うでしょう
この概念はFF8において非常に重要なので覚えておいて下さい
最近のFFだと
素材を集めて魔法をつくり
その魔法を放つFF15に感覚は近いと思います
↑キャラがアビリティとして魔法を放つのではなく、フィールドにある素材を集めて魔法を精製し、いうなればアイテムとして使う
ま~たここで
このゲーム独自の単語が出てくるのですが
FF8は敵から魔法を引き出してストックする
「ドロー」というシステムがあります
これがまたクセがあるシステムでこのFF8の複雑さに拍車をかけています
↑例えばこの画面
戦闘中に「ドロー」を選択すると、このように敵が持っている魔法が表示されます
(GF、俗に言う召喚獣を持つ敵もいる)
↑欲しい魔法を選択し、ドロー!
します
ドローできる個数は敵とのレベル差によって違いますが、一度にだいたい2個~9個ほどとれます
1つの魔法につき100個、ストックすることができます
このストックというのはパーティー全体ではなく、キャラ個人個人でです
もし全員に100個ずつ持たせたいなら300個ドローすることになりますね
こうすることで初めてそのキャラは魔法を持って、使うことが出来るのです
ドローしなければ魔法を使うことはありません
なぜなら魔法は入手しないといけない
アイテムだからです
↑このように魔法には個数があり
戦闘で使いたい時は1つ消費して放ちます
様々な敵が特定の魔法を持っており、
コレクトする点では奥深いシステムですが
正直100個集めるのはかなり面倒です
しかも特定の魔法と言っても
同じ敵だったのにレベルが上がったことで
違う魔法を持っていることもあります
さあ、今ので少しおかしいと思った方もいらっしゃるかもしれません
・同じ敵なのにレベルが上がった
・レベルが上がったら違う魔法を持っている
次のポイントが
FF8最大の複雑さ、そして難関さを
示すものだと思っています
■レベルを上げてはいけないRPG!?
これは言い過ぎかもしれません
実際私もスコールはレベル90後半まで育てましたし、それで問題なくクリアできます
しかし今から話すことを聞くと
あれ?レベル低い方が有利では?
と思うことがあると思います
このゲームは
敵のレベルは味方のパーティーの平均レベルに依存しています
なのでポケモンでいうと、
最初の草むらで出てくるポケモンも
クリア後レベル100パーティーで訪れると、敵もレベル100で必ず襲いかかってきます
Σ( ˙꒳˙ )!?
しかし、こういう捉え方もできます
こちらが敵のレベルを操作できる
まずこの大前提を、FF8を攻略する上で知っているか知らないかでは天と地の差でした
しかし、敵のレベルが変動するからって
敵がレベルが上がっても、自分も上がっているから結局バランスはとれてるんじゃないの?
と思う方いるのではないでしょうか?
これが意外とバランスがとれてないです
なんならレベルが上がることによるステータスの増え幅は、敵が有利です
ではどうするか?
そこで鍵を握っているのが先程述べてきた
『魔法』と『ジャンクション』
です
(やっと前置き回収できた....笑)
これを見てください
(画像はyoutubeから最高のFF8理解者、shelfallさんの動画からお借りしています)
なにかおかしくありませんか?
このメニューにいる4人は
超序盤のレベル7か8です
しかし
上の2人は、最大HP3500近く
下の2人は、最大HP500程しかありません
これがステータスに魔法をジャンクションしているか、していないかの違いです
そもそもレベル8でHP3500って凄いですよね笑
でもバグでも改造でもなんでもありません
普通にシステムとしてそれが可能なゲームなんです
↑このようにステータスの横に魔法が書いてありますよね?
これがジャンクションしている状態です
つまり魔法をジャンクションするだけで
ステータスを爆上げ出来るんです
(これはshelfallさんがやりこみすぎています
通常プレイで得られる魔法だとここまでは上がりません笑)
ここで魔法をジャンクションする上で大事なことがあります
・ジャンクションする魔法は上位魔法であればある程、その効果は大きい
(ファイガ>ファイラ>ファイア)
・ジャンクションする魔法は、ストックしている個数が多ければ多いほど、その効果は大きい
(ファイア100個>ファイア50個>ファイア1個)
ジャンクションする魔法、つまり
敵から魔法をドローする時は
なるべく上位の魔法で、かつ100個集めた方が良いというわけです
↑アレイズ、ホーリー、フレアなどの超上位魔法をつけるとステータスは大変なことに....笑
逆にキャラのレベルを上げるだけでは
ステータスはほとんど上がりません
こちらにレベル依存した
敵のステータスを上げてしまうだけです
長々と話しましたが
ここがFF8の核心をつくポイントでした
これらを理解しないままFF8をプレイしても
おそらく途中でやめちゃったり、詰んでしまったりする人が多いのではないでしょうか
つまりこのゲームを強く乗り切るコツは
いかに自分のレベルを上げずに、強い魔法を手に入れ、ジャンクションできるか
というわけです
私は最初何もしらずにレベルを上げていたので、あれ何か敵強くね?と思うことが
多々ありました
この仕様が特にゲーム内で語られることがないというのが、なかなかキツいと思います
■取り返しのつかない要素が多い
RPGでよくある「取り返しのつかない要素」
私はどんなRPGをやる上でも、これだけはやらかさないように攻略サイトを見てます(笑)
このゲームはGF(召喚獣)は非常に重要で
こいつらがアビリティを全て持っています
スコールたちはGFがなければただの人です
ステータスに魔法をジャンクションできるのもGFがいるおかげです
しかし、このGFはストーリーを自然にこなす上ではゲットできることは少なく
自分でアクションを起こさなければいけません
(敵からドローする、アイテムを入手する)
しかも期間を過ぎると、それ以降は手に入りません
ここまで育成に大事なGFさえも取り返しがつかない要素に入っている上に
そのタイミングは
序盤から散りばめられています
他にもFF8にはカードゲームがあります
このカードゲームで使うレアカード達も
期間限定モノが多く、ストーリーやGFの事で頭一杯でついつい忘れてしまうことがあり
コレクター泣かせといえるでしょう
このタイミングを逃したまま後から気づき、それに萎えてしまって途中で辞めてしまう人も少なくないはずです
■~感想まとめ~
ここまでFF8の難しいところ
たくさん語りました
他にも他のシリーズ作品に比べて複雑な所が沢山ありますが、ゲームを理解すると....
めちゃめちゃ楽しい
正直自分は7よりも楽しめたのではないかと思ってます(個人の意見です꜀(.௰. ꜆)꜄)
プレイヤー側の自由度や攻略性が高く、キャラの育成のやり込み度もこの世代にしてはかなり仕上がっていると思います
そして音楽!
どれもめちゃめちゃいい曲ばかりなんですが
今作は特に
癒し系が最強です!
色んな街を訪れる度にとても和やかな気持ちになります....
最後にストーリー
これはネタバレになるので深くは触れられませんが、ストーリー
めっちゃ良かったですよ
FF8はファイナルファンタジーの中では
どちらかというと語られることの少ない作品で
スコールもクラウド達に比べると、名が上がらないキャラですよね
FF8のストーリーを通して自分はスコールといキャラが大好きになりました
このゲームのテーマは「愛」
スコールとリノア、その仲間達
家族愛や、友情、恋愛、様々な愛の形を作品を通して感じることができます
この記事を読んだ方、
プレイしたことがある人は久しぶりに
したことがない人も是非
スコール達に会いに行ってください