レイキヒーリングを受けて〜チャクラ編②〜
前回のつづき。
レイキヒーリングを受けてチャクラを体感したことのつづきを綴ります。
前回の内容はこちら
エネルギーのように感じるのは、特に喉のあたりが強く、首の前後左右、上下まで全体に広がってこの身の外側まではみ出していた。
以前、プラーナ学講座を受講した際に、私たちヨガの練習生や一般の人々のナーディーは、その身の外側まで伸びている(つまり、プラーナが漏れている)と学んだ。
そして、ヨギーにもなると、ナーディーは外側へは伸びず、その身にピタリと収まっている、らしい。
つまり、外側まで広がっている私の状態は、きっと良いことではない。
プラーナが外へ外へと漏れているのだ。
それでも、この、不思議であり、チャクラを感覚として捉えられた初めての体験。
私にとってはすごい、そして有難い経験だった。
すぐにでも隣の部屋の太陽神に伝えたい。
でも、声が出ない。
名前を呼ぼうとする声が、出てこない。
動けない。
隣の部屋まで行きたいが、起き上がれない。
まだこの感覚を味わいたいのか?
いや、この感覚をなんて伝えたらいいのかわからない。
この感覚を、どんな言葉で表現したらいいのだろう。
本当は、言葉で伝えたくない。
この感覚も溢れ出る感謝も、言葉では伝えられないことをわかっているから。
結局、どのくらい時間が過ぎただろうか。
実際はきっとほんの数分のことだと思う。
それが私にはものすごく長い時間に感じられた。
隣の部屋から太陽神が出てきて、下の階へ行った時、やっと体を動かすことができた。
起き上がり、太陽神が戻ってきた時、もはやこの身を委ねたかった。
私に気付いて(すぐ階段で狭いので私が下に行くと思ったのだと思う) 部屋に戻ろうとする太陽神に、寄りかかりそうになる心と身体をギリギリのところで保ち、声も出せず、なんとか動かした左手で太陽神の袖のあたりを掴んだ。
立ち止まって振り返った太陽神に、私は声が出ない。
ここでも、どのくらい時間が過ぎただろうか。
実際はきっとほんの一瞬のことだと思う。
それが私にはものすごく長い時間に感じられた。
気付いたら私の左手に、太陽神の温かい手が優しく添えられていた。
そのあたたかさを感じながら、少しずつ正気を取り戻し、言った。
「すごい」
「喉のあたりが、すごい」
「たぶんチャクラの位置を下からアジュナチャクラまで感じた」
「胸のあたりと喉のあたりが、やばい」
このチャクラ体験に興奮し、フワフワしてしまっている状態で「すごいすごい」と太陽神に感謝していた、と、思う。
自分から切り離されたこの身体である自分が、初めての体験に興奮して下手くそな説明をしている。
薄暗い中でそれを半身分後ろから見ているような、夢の中のような、景色と、感覚。
そして翌日から、好転反応と思われるものが始まった。
つづく。
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