彼の携帯を見てしまう貴方へ
わかります、わかります。
きっと彼は浮気かそれまがいのことか、何かしたことがあるのでしょう。
本来の貴方はそういう人ではないでしょう。
その彼に対してだけ、そうなってしまうのでしょう。
一度見たら癖になって、不安になる度、またはそんなことないと願って、愛情を確認したくて、見てしまうんですよね。
携帯を持つ手は、震えていますよね。
わかります、わかります。
それではここから、付き合っていた頃投げ田の携帯を呼吸のように確認していた私が、携帯を見てしまうことのメリットとデメリットについて解説していく。
・メリット1_そいつがそういう人間なのだということがわかる
期待が裏切られるのはとても悲しいことだ。だがしかし、事実を知ることで目も覚める。
私だけを好いてくれているはずの彼が、他の女にも興味を抱いていること。
私が知ったら悲しむことをわかっているのに、わかったうえでコソコソとやっていること。
そういう人間であるということ。
そういう奴は、子供が出来るとか、大病を患うとか、何か大きな変化があって彼女のことを本当に大切に思えるまでは、変わらない。
きっとこの先一緒にいても、大事な場面で自分の欲望や感情を優先させるだろう。
事実を知ることで目が覚め、そんな相手から離れることができるかもしれない。
デメリット1_彼が信じられなくなる
彼と築いてきたはずの信頼関係が、携帯を見て事実を知ることで、崩れる。
安心して好きでいられなくなる。
彼を信用できなくなり、ちょっとした事でも疑ってしまうようになる。
故に彼を束縛し、プレッシャーを与えるようになる。
それをされた彼は息苦しさを感じるようになる。
喧嘩が増える。
最悪ふられる。
悪循環。
デメリット2_自分のことを嫌いになる
人のプライバシーをコソコソみる自分が好きだろうか?
見た後は「また見てしまった。」と罪悪感に苛まれてはいないだろうか?
また、本来の貴方はそんな人だったのだろうか?
なにも楽しみたくてとか、彼の何もかもが知りたくてとか、そういう理由で携帯をみているわけではないだろう。
それなのにこんなことをしてしまっている自分が、嫌でしょうがないのではないのだろうか?
デメリット3_よけい沼る
人は、山あり谷ありした相手をより好きになると言う。
好きになるというよりは、依存と執着が強くなるだけなのかもしれない。
とにかく、そういう相手だと余計離れられなくなるらしい。
駆け引き上手なホストは、色恋で太客にしたい相手にわざと喧嘩をふっかけ、仲直りすることで依存させると言う。
全てYouTubeがソースではあるが、なるほどな、と唸らざるを得ないのは、まさに自分がそうだからだ。
デメリット4_彼に対して憎しみを持つようになる
元々は彼に対して愛情だけだった貴方が、裏切られた事実を知って、憎しみを持つようになる。
愛しているのに、同時に憎んでもいる。
その憎しみは不定期に貴方の元にやってくる。
ふとした時に思い出してなのかもしれないし、喧嘩をした時なのかもしれない。
いわゆる愛憎というやつである。
常に彼の味方でいたい、優しくしてあげたいと思っていても、憎しみを持ってしまうと言わなくてもいい嫌味や不機嫌な態度で彼を傷つけてしまうことがあるだろう。
デメリット5_たとえ浮気的なものをしていなくても、知りたくない事実を知る可能性がある
多かれ少なかれ人は、大事な人がいても「あの人かっこいい。」とか「元カノとまた会って話したい。」とか心の中でそういう感情を持っている。
それをやってしまうかしないかでは大きな違いがあるが、たとえ貴方の彼がやらない方の人間だったとしても、「今日元カノとたまたま会って話したらすごく楽しかった。」のような友人にだけ打ち明ける心の内を知ってしまうと、きっと不安になるだろう。
はたまた、彼は相手にしていなかったとしても、彼に近づこうとする女の存在を知ったり、彼の女友達がサシで飲みに誘っているLINEを見たら、彼の周りの女達も嫌いになってしまうかもしれない。
そうなるとなんでもない飲み会にすら、不安や疑いを持ってしまうかもしれない。
それは果たしてこれからの2人にとって良いことなのだろうか?
まとめ
人は自分の鏡である。
彼を信用できないと、彼も自分を信用してくれないし、心は離れていく。
裏切られたくなければ自分が信じて、その姿を相手に見せることだ。
更にいうと、そもそも信用できない相手とは離れた方が幸せになれる。
愛されている自信があって、彼にとって最高の相手は自分であると確信をもっていると、貴方は貴方として輝ける。
たとえ別れたとしても、その経験は貴方に辛いことがあった時、寂しい時、不安な気持ちになった時、心を救ってくれるだろう。
携帯を見なきゃいられないような男とは、別れた方がいい。
それが結論である。
…画像は投げ田の携帯のロック画面である。
パスコードを変えやがって私がチェックできないようにしやがった、憎らしい投げ田の、ロック画面である。
頭ではわかっていても、離れられないですよね。
わかります、わかります。
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