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たまには自分という部屋の換気をしてみましょう

時たま、「自分という部屋の換気」が必要だなと思う。

同じ部屋にいて、窓も閉め切っていて、その部屋の中でずっと暮らしていると
空気が淀んでくるし、なんだか息苦しさを感じてしまう。
わたしに新鮮な空気を吸わせてくれよ、と。
その部屋の中にどんなに魅力的な遊び道具たちが溢れていても、「外の空気が吸いたいワン」と思ってしまう。


だから、換気が必要なのだ。

窓を大きく開け放って、外の光をふんだんにいれて
ついでに窓から少しだけ身を乗り出して大きく大きく息を吸う。
外の風がふわりと部屋の中に舞い込んでくる。

部屋の中にいたら気付かなかったような、例えば散歩しているおじいさんや出勤途中のお姉さん、仲睦まじそうに歩いている親子などが目に入る。

ああ、わたしが暮らしている部屋からは、実はこんな景色が見えたのね、と気付く。

そうすると、見慣れた部屋の景色までもが、なぜだかどこか違ったものに見えてくる。

そんな風な「換気」を定期的に行うこと。
それは自分を新鮮に保っておくためのひとつの方法なのだと思う。

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今日、大学時代の友人と、その友人(初対面)と初めましてのオンライン会を開催した。

全員違う会社で働いており、共通する部分で言うと人生の一部分を福岡で過ごしたというのみ。
それでも、自分とは異なる人生の片鱗に触れることができてとても面白かった。

会社というのはある種、一つの部屋のようなのだと思っていて、
良くも悪くもそこから見える景色が固定されていく。

「ああ、他の部屋ではこんなことが起きているのね」と
外の世界での見方を手に入れてふむふむと眺めてみる、

わたしはこれも「換気」の一つだと思っている。
(もっと良い表現があるのかもしれないが、今のところわたしはこの表現以外に良い表現を思いついてない)


どこかの部屋にいることも大事なのかもしれないけれど
たまには窓を大きく開け放って違う空気を入れてみたい。
他の部屋からはどのような景色が見えるのかを見てみたい。
淀んでいる空気の中からじゃ、きっと良いものなんて生まれっこない。


常に新しい風を入れながら、それでもその部屋の良さも守りつつ
堅調に前に進んでいける人に、わたしはなりたい。


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しらも
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