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言葉を手に入れることは、世界を手に入れること
普段キーボードで長文を打つことが多いので、もうケータイで長文を打つことができなくなってしまった。
同じ文章を打つのでも、10倍くらいの時間がかかってしまうような気がする。
そういえば、大学の時の同級生では5000字程のレポートをケータイで打っている人がいたっけ。「こっちで打つ方が早いから」と。単純にすごいなと思ったのだが、この違いはなんなんだろう。
ケータイで文章を打つのが面倒すぎてこんなことを考えていたのだが、思えばわたしはnoteを書いていなかったら、日常生活においてどのくらいの文章を書いているのだろうと思った。
大学時代はあんなにレポートをたくさん提出していたけれど、普段の生活で長い文章を書く機会にはほぼほぼ出会わない。
LINEはせいぜい長くても150文字程度だし、会社のメンバーとのやり取りは平均50文字以下だろうし、Twitterも文字制限があり140文字以下、Instagramあたりはもはやほぼ文字は存在せず画像をメインで伝えている。
https://note.com/yuyadachi/n/nbdec88611afd
こちらの記事に、語彙の豊富さが知的能力を決めていくという内容が書いてあったが、密度の濃い文章を書く人は頭の良さはさることながら人間ができていそうだなと思う。
語彙とは、インプットとアウトプットの掛け合わせで自分の血肉になっていくものだと思うので、良質な読書はさることながら、コミュニケーションやテキストの中でどんどん使っていった方がいい。
ただただ長い文章を書けばいいというわけでもないが、長い文章を書くという負荷に耐えられるだけの語彙力が手に入れば、それは大きな財産になる。
言葉を手に入れることは世界を手に入れること。
わたしの語彙力はまだまだなので、たくさんの本から言葉を取り込んで、アウトプットの場所としてこのnoteという場所が使えたらいい。
現代においてテキストコミュニケーションは徐々に音声や画像に取って代わられるのかもしれないけれど(そしてそちら側の表現の技法も身につけていきたいけれど)それでも、わたしは言葉の力の偉大さを忘れずにいたいなぁ、なんてことを思う。
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