
花を生けはじめたきっかけ-3-
花の仕事をしている理由として記事をふたつ書きました。
①と②は下のリンクから読むことができます!
さて今回は③です。
前回は体験会までのお話をさせていただきました。そのレッスンスタイルが自分に合っていたので続けることができたのですね。
趣味から仕事にしようと思えた瞬間
初めはお仕事にしようとか、資格を取りたいなどの気持ちはなく只々お花を生けることが楽しくて仕方なかった感じです。
「今日の花材はどんなのだろう?」と思いながらワクワクしてました。気づけばお花に癒やされてたんです。
これは今だから感じることですが、アーティストっていいですよね。
自分の個性を生かせる場所を求めて旅してるみたい。個性を引き出してくれる人との出逢いもとても大切になってくる。孤独でもり、人との繋がりも感じられる職業であるなと。
数日前TVでアルバムインタビューされていたキンプリの高橋さんが話されていたのを見てこう感じました。
話は戻って、お花を習い始めてからハッキリと覚えてませんが1年ちかく経った頃でしょうか「仕事にしたい!」というか「生け込みってカッコいい」と思ったんです。花仕事って講師業やデザイナーやフローリスト、花壇管理や造園業など今はもっと幅広くあると思うんですが私は師匠を見ていてアーティストになりたいと思いました。
昔から感覚で生きているので、パン屋時代のときも「パン教室やって!」と言われましたが感覚で作ってるとどう説明したらいいんだろと思ってました。その上、あがり症で人の目も恐くて見れなかったので人前に出るなんて…失敗したらどうしよう…という対人恐怖が先にきてしまうんです。
それよりも花材を見て頭に浮かんだ「想い」を「形」にすることに興奮するほど魅力を感じているので、自分の気持ちを表に出せず蓋をしてきた私にとって最高の自分を表現する自己表現方法を見つけられたと思いました。
続けていると方向性が見えてくる
私のお花の勉強方法は通学と師匠の生け方をとにかく動画で見て生ける順番やテクニックを真似てみる、大切な言葉はメモるというスタイルでした。
家でももちろん練習。歩いてるときも目に付くものは花、植物、ウィンドウショップの空間装飾などです。
自分のスタイルが確立されてきた頃、気づいたことが多々あります。
短時間でたくさんの作品を生ける人、一つの作品にじっくり時間をかけて向き合う人、講師業向きアーティスト向きの人、テーマを決めて花材を選ぶ人、花材を見てからこれ作ろうって人、どれが良い悪いってことは全くなくて。なんだか料理みたいですね。笑
私は花材を見てから、こういうの作ろう!なアーティストタイプです。
で、この頃に資格を取るのですが取った後はどうやって活動していこうかな?と考えるようになります。
まずは屋号を考え、活動方向を明確にしていくとこから始めました。屋号に込めた想いなどはプロフィールを覗いてみてください。
そして自分の1年ちょいの実力はどんなものか?と試してみたくなりました。自信があったわけでもなく、でも試してみたかったんです。
出ました!HSS型HSP気質。
地元のコミュニティ場所を借りて展示してみることにしました。
展示の様子は次回へ続く…