親に全力で「好意的関心」を表したら、おもしろい話がザクザク出てきた。
こんにちは。応援家(カウンセラー/インタビュアー)で「 #ジョシの人生50から」LIFE実践中のLairaです。
毎月・・というわけではないのですが、父(80代後半)と半日、散歩がてらいろいろ話す機会があります。
(父とは長年いろいろあったのですが、今生でまさかの和解ができ、それはそれで本一冊レベルのエピソードがあります・・笑)
何も意識しないで話をしていくと、せちがらい今の世の中の話や社会情勢の話に偏りがちなので、ここはちょっとお仕事モードをONにして、「明るい空気感」と「好意的関心」を全力で表してみました。
すると・・・
今まで聞いたことがない昔話がザックザクと!!!
登場人物の何人かは日本経済発展のために尽くしてきた財界トップの方々、でした。
なかでもおもしろかった話が、父が60数年前、国費留学生としてアルゼンチンへ行ったときの船旅エピソード。
54日だったかな・・貨物船に乗っていったそう。途中、何度か100メートル級の波にさらされ、同時に起こる縦揺れと横揺れがキツかったとか。(100メートル級の波っていったい???)
貨物船でも、船室には1〜3等と階級に分かれていて、父たち留学生3人は船長さんたちと一緒の1等扱い。そのため、食事時は必ずスーツ。サンダルのようなカジュアルな靴で廊下を歩くことも禁じられていたそうです。毎食必ず、ナイフとフォークでいただく食事、コップやグラス類は飛び散らないよう、置き場所にさしておくのだとか。
また、食後の自由時間に父は乗組員のみなさんにスペイン語を教え、乗組員のみなさんからは、海図の読み方や分度器のつかいかた、星についてたくさん教えてもらったと・・。
ホントは細かい話がいろいろあったのですが、歩きながらなのでとても憶えきれず・・。
ただ、わたし的には、貨物船といえど、船長さんたちは、食事時は正装で過ごしたり、勉強したり、映写機で映画等を観たりして過ごされるのか、というのが、新鮮な驚きでした。豪華客船以外の船は、そうじゃないんじゃないかと勝手に思っていたので。
父から次々と繰り出されるエピソードは、毎度初出しものばかり。
基本的に楽しい話、珍しい話、学びがある話は、話す側も聴く側も、どんどん表情が明るく元気になっていくのでいいなあと思いました。
で、そのためには、「あ〜またいつもの昔話ね〜」といったような、おざなりな言動は厳禁!
仕事では当たり前にやっていることだけれど、身近な家族も同じように、と改めて思いました。
ではでは。