妊娠判定
不妊治療、不育症、卵子の数が少なめ、少し血が固まりやすい。
子安神社に行ったり、子授け祈願なども行ってきたが、なかなか授からす。
人工授精を諦めて、体外受精に移行しましょうと病院の先生からの提案がありました。
費用など色々と話を聞いて、『うーん、なかなか費用するのね』みたいな話をしながら、今回の人工授精でだめなら移行しますと伝えて、すぐに。
自己注射の講習を受けにクリニックへ。
一緒に講習をうけながら、自分で自分の腹に注射打つの怖いし、難しそうやなーって、頑張れとしか言いようのない感情。
講習終わりに、それじゃー再来週ぐらいに、もう一度お話しますので、その時に日程を決めていきましょうとの事でした。
次の週に最後の人工授精の妊娠判定の検査をしなければならなくて、もう何回もしてるから、ちょっと憂鬱な気持ちでその日の朝を迎えます。
朝から、僕は何も考えないように趣味のキャンプ用のバイクの塗装を開始。
なんで、一回ピンクと水色にしてしまってん!!っと自分で自分に突っ込みをいれ、塗装はがして黒色に塗り替えようと、一生懸命にやすりで傷つけ作業。
庭に奥様が出てきて『ぱぱ?』
分かってる、水色とピンクは可笑しいよなって。
『違う、ぱぱ家に入ってきて』って。
なんやろー?と思いながら、家に入った瞬間に。
抱きついてきて、またママになれたよって。またママにならしてくれたよって。
泣きながら、体をふるわしてました。
卯月が弟か妹にママのお腹への行き方教えてくれたんかなって思いながら、
家にある卯月の写真に手を合わしながら、お話ししたのを覚えてます。
体外受精する直前の出来事で、色んな意味で本当に嬉しかった妊娠生活へのはじまりはじまり。