別れ話と選択肢
海沿いを歩いていた時の写真。潮風が吹いていて二匹の猫は目を閉じて風を嫌がっているようにもみえた。
2匹のネコを主題にして撮影。ブロックひとつ分の距離を保っているのがおもしろい。
別れ話の時の距離感にも似ていると思う。少し離れて別れ話をする。恋人や夫婦関係にもある別れ話。
追いかければ逃げる。逃げれば追いかける。若かりし頃は駆け引き知らずでまっすぐ。相手の気持ちを計るよりも自分の気持ちを優先しちゃう。
別れには理由がある。なにかしらの理由があり別れ話をする。されるほうは受け入れるしか道がない。相手を尊重するなら受け入れるしかない。
相手が嫌がっている時に、いくら追いかけたとしても距離は縮まる事はなく逆に遠くなる。いくら相手の事を考えて接触しようと試みても、状況は悪化するばかり。カラカラと運命の歯車は空回り。
もしあなたが相手の別れ話を受け入れたくない場合に出来る選択肢は1つ。離れて待つという選択。相手が冷静になるまで待つ。
待つという選択は、もしかしたら未来に繋げられるかもしれない。希望は薄いけども無いよりはマシだと思って「待つ」。
相手に選択を委ねながら、状況が変わるのを待つという選択。当然、その努力は空振りに終わる事もある。自分の時間を費やす覚悟があるか?
希望は薄いが、愛のために待つ事は出来るだろう?