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推しの話をするとしよう:アルトリア(ルーラー)編

強化が!来ました!(暑中お見舞い申し上げますという意味のグンマーの方言)

 どうも。テンション上がり過ぎて「犯人たちの事件簿」の高遠遥一みたいなことになっていた俺です。

筆が遅いからもう頭冷えたけどさ

 バニ上はロイヤルカードのルールブレイクっぷりやシナリオバトルでパーティにルーラーがいる安定感の高さから、実装直後から主にシナリオバトルで愛用していたんだけど、そもそも攻撃がほぼ等倍なので、工夫してもちょっと火力ギリギリかなーってのが正直な感想だった。
 しかし、今回の強化で本体火力もサポート能力もだいぶ上がったのと言えるので本当に嬉しい。

 9周年強化クエキャンペーンの星5ルーラー枠がヤングモリアーティだったときは膝から崩れ落ちたけど、まさかのイベント関連ピックアップに合わせての強化とか(前からよくやってる流れだけど)全く見抜けなんだ。
 俺の目はいつもの通りの節穴か丸めた銀紙である。

強み

なんかえらいことになった獅子の騎士

 今回の強化でATKバフ40%/3Tをばら撒くようになった。
 今まで無条件のATKバフを全体に投げる場合、最高倍率は孔明S1の30%/3Tで、それを超えるには各種条件付きの二重カリスマ(20%×2個)しかなかったのに、今回何故か無条件で40%を付与できるようになった。なんで?

 なお、この強化に伴いバフ量が下がったということはなく、単体バフ用の数値がそのまま横に流れている状態なので、数値上はかなり頭がおかしい調整になっている。多分ATKを上げるだけだから許されている。

 また、それに加えて自分にBバフ30%/3Tが追加され、火力の期待値が一段高まった形になる。 

とりあえずチェインできるロイヤルカード

 これは元々持っていたもの。
 任意のフロント二人のうちいずれか一人によるブレイブチェインの確定に加え、全体へ50%のクリバフ付与ができる。
 前述のATKバフと合わせて、合計210%のバフ量を横に撒けるので、打点の向上がかなり期待できる。さすがに強化後のマーリンには瞬間火力で劣るが、こちらはブレイブチェインが確定する上、カード色に囚われないバフなので、配布カードによるダメージの下振れが起こりにくいのが利点と言えるだろう。

やけにヒット数が多い

 Q4A4B3EX5宝具4なので、マイティで3枚目にバニ上Qとかやると、とても良い感じに星が出る。
 獅子の騎士にはスター集中もあるので、場のスターが多少少なくても自分で吸ってクリティカルからスターを増やし、翌ターンのメイン火力担当が出すクリティカルに繋げる…といった動きを意識したい。

弱み

特効がない

バフ全盛りが難しい

攻撃有利が取りにくい

説明不要!!
 なので、対ムーンキャンサー以外に編成するにはクリティカルを使って打点を伸ばすことを強めに意識するか、ロイヤルカード、獅子の騎士を活かしたサポーターとしての動きを軸にしないと、火力不足に悩まされることになる。

競合サーヴァントとの比較

星5全体宝具持ちのルーラーを競合と想定

 先述の通り、スキルからBバフが得られるようになったため、火力的には強化済み特攻なしor未強化特効1つの宝具と同等程度の火力は出るようになった(ただし、ルーラーで宝具が評価される場合二重特効による高火力だったりA宝具による連射性もあることに留意)
 とはいえ、やはり特筆すべきはクリティカル威力の高さで、BクリとQクリの倍率に関しては全体宝具持ちのルーラーの中では軒並み3倍に到達してトップ、Aも女教皇ヨハンナの下に付けている。

 また、参考値として殴りの強い補助宝具ルーラーのバフ倍率は以下のようになる。

 攻撃宝具を持たないからこそ許されるであろう爆発力に比肩するレベルの倍率を全体宝具を持ちながら得ているのだから、何かの下位互換ではないと言っても差し支えないだろう。

想定される動き

 基本的には出現エネミーのクラスが混成のクエストにおけるサブアタッカーとしての運用が中心になる。
 メインアタッカーに高倍率のバフを渡しつつ、広い等倍範囲を活かしてメインアタッカーが等倍ないし半減するエネミーをクリティカルで殴ったり、ロイヤルカードでカードを操作するなどでコマンドカードバトルをする際に避けられない打点が極端な低下するターンを減らす動きができる。

 もう一つはサポート役としての運用で、90+以上での変則クエストにおいて「獅子の騎士」強化後の高いバフ量やカード操作を利用しクリティカルと宝具で殴って抜ける周回に使うことができる。
 安定のためには水着BBやシエルが必要になる可能性があり編成難易度は高いが、敵の数やクラス次第ではバニ上だけで可能とは思う。

カスタマイズ

礼装

 色々なカードを振りたいバニ上で低ATKを補う方向。
 礼装のATKが加算された後に保有スキルのバフがかかる(らしい)ので、サーヴァントLv.90だと実質ATK13,200相当くらいまで伸びる。
 まあダメージが低い理由の本質は攻撃有利の取りづらさなので、焼け石に水と考えるか、高い汎用性と捉えるかはその人次第。

 長所を伸ばす方向。
 礼装Lv.100でHPが3,000上昇。EXクラスを入れてもアヴェンジャー・バーサーカー以外は等倍以下で受けられるので、要塞みたいなサーヴァントが出来上がる。
 スターがモリっと出てクリティカルに繋げやすいのも嬉しい。

バニ上Lv.100でHPは23,000に到達する

 机上論枠。書いてあること個々の相性はそう悪くないと思う。
 スター発生率アップはゴミカスみたいな評価を受けがちだけど、全体的なヒット数がぼちぼちあって、それを振るサーヴァントなら全然ありなんじゃないかなーとはいつも思う。2030年みたいなスターの不労所得礼装もみんながみんな持ってるわけじゃないので・・・。

コマンドコード

 いわゆる背水効果。
 このコードで15%のバフを受けるためにはHPが半減している必要があるが、HP特化型の礼装積んで銀フォウマしたバニ上Lv.90なら、仮に50%減っててもまだHPが10,000あるんですね(ろくろ)

 A1枚のサーヴァントにはスター集中付けとけと思ってるフシはあって(例えばエレシュキガルとか)、特にバニ上は宝具で3色バフを受けられるので、宝具を打てるに越したことはない。また、宝具が使えるようになる=カードが一枚増える=ブレイブチェインの確率が上がるなので、素殴り重視の編成にせよ、宝具までのアクセス速度というのは意外と重要である。

アペンドスキル

 バニ上はロイヤルバニージャンプでのNPチャージがなぜか最大40%なので、NP50%系の概念礼装から宝具を撃つという選択肢を増やすため、まずはAS2を1だけ上げておきたい。
 火力ベースになるクリティカルの威力や、S2のおかげで出しやすいEXアタックの威力を底上げできるAS4、AS1も相性はいいと言える。
 逆にAS5は上げたとしてもそこまで劇的な変化はないかもしれない。

相性のいいサーヴァント

 ルーラーというか等倍範囲の広いエクストラクラスなので、エネミーにアヴェンジャーさえいなければ基本誰と組ませても機能する。
 ただ、自分が殴るにせよ他のサーヴァントに殴らせるにせよ、ある程度のクリティカルが必要になるため、マイティチェインの出しやすさやスターの発生能力は考慮したい。

 カード色の面から考えると、Q2A1B2であるため、A多めのカード構成が多いクラスであるセイバー、アーチャー、ライダー辺りと編成を組んでいくのが無難になるだろう。

 また、カードバランスに多少目を瞑れば、フォーリナーと組ませるのも良いと思っていて、ルーラーに対して1.5倍で殴れるバーサーカーを素早く処理することで耐久値を維持することができるからである。バーサーカーは比較的出てきやすい(体感)エネミーでもあるので…。
バニ上第一再臨はケモノ科特性なので、追加でバフが貰える闇のコヤンスカヤはハマるのでは?と思ったけど、今度は微妙にスターの不労所得が足りない気がした。

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