ラヒラヒ vs solo ゲームジャンル跨ぎ10本勝負(随時更新)

僕(ラヒラヒ)は随一のライバルたる友人solo(紛らわしいがH.N.)と、ガチのゲーム勝負をすることになりました。
しかし、この2人の勝負には初めから問題がありまして、我々、得意とするゲームジャンルが全然被っていないのです!
(じゃあなんでライバルなの?っていう話なんですが、お互い初見のゲームで競うとだいたい同じくらいの実力だったり、お互いのゲームに対するスタンスへのリスペクト?的な?まあなんか、そういう感覚的なアレですね)

過去にゲーセンとか、特定のタイトルとかで多少の勝負はしたことがありますが、ガチのデカい勝負をするのは今回が初めて

そこで勝負の方法として、両者ともに、自分が得意とするゲーム(あるいは相手に勝ちたいゲーム)を5本ずつ事前に選出
(決着がつかなかった場合、もう1本、お互いがイーブンであろうゲームを選んでの11番目の勝負を行います)
単にゲームの実力を競うだけでなく、ゲーム経験自体も競うようなイメージです。

全体ルール(ざっくり)

勝負は4月から8月の毎月末に2本ずつ行い、途中で決着がつかなかった場合、9月に最終決着をつけます。
(お互いの得意ジャンルがあまり被っていない都合上、準備期間を長めに設けています)

タイトル選出は基本的には片方が選んだものを使いつつ、LINEで相談して全体のバランスを調整したり、ごねたりも行えることにしました。まあ、そこは良識を持って良い感じにしようという流れ。双方の納得が大事。特にジャンルは1人の選出タイトル内では、あまり被りが無いようにします。
タイトル選出時点でどちらかが持っていないソフトについては、持っていない方が勝負日までに購入。
ただしハードを買うのは流石にお金がかかるので、選出できるタイトルは両者が共通で持っているハードであるPS4、PS Vita、Switch、3DS、DS、GBA(DS上で動くソフト限定)、iPhoneに限定されます。
(ラヒラヒだけPS5を持っているので、PS4タイトルとしてPS5上で動くソフトも、ハード的な優位が特に無ければ可能)
勝負方法もオンライン・オフラインなどタイトルごとに様々。

また実力差がかなり大きいタイトルについてはハンデを設けることを検討しますが、これに関してもほとんどは両者の相談の上で勝負日に決定します。(やはり良識の範囲でって感じ)

事前のタイトル選出、勝負方法、ハンデに関する交渉、どのタイトルを何月の勝負に持ってくるか、どのゲームにどれだけ時間をかけるかなどなど、単にゲームの実力勝負というよりは心理戦の側面もデカい企画です。
特に、片方がチャレンジャーとして相手に挑む趣旨なので、チャレンジャー側でどれだけ勝てるか、あるいは粘れるかは大きなキーポイントとなるはず。

我々は傾向として、厨キャラ・厨パをあまり好まず、攻略サイトなどもあまり使わないのですが、今回の勝負で不得手なジャンルのゲームに挑むにあたって、どれくらいネットなどを頼りにするかも勝負の肝です。
ほとんどルール無用のガチ勝負ではあるものの、この勝負においては「単に勝つこと」ではなく、「勝ったと思えること」そして「負けたと思わせること」が最も大切です。
ルール設定の時点で良識や納得感を重んじているのもこのあたりが理由で、勝っても負けても納得感がなければ、この勝負にはほとんど意味が無いとまで言えると思います。
敢えてカッコつけるなら、士道に則った勝負といったところでしょうか。そういうガチな勝負なのです。(もちろん、楽しむことも大事)

とはいえ、ほぼ完全に知識が無いジャンルでの勝負も互いに発生する以上、やはり両者の納得がいく範囲で何としても勝ちに行こうとするのは、この企画の心理戦の範疇です。

なお、RPG系のセーブデータは原則、お互いが持っている状況を引き継いで勝負します。双方が1から始めるわけではありません。
仮に全ジャンルのゲームを1からのセーブデータで始めるとしたところで、格ゲー・アクションゲームなどでは経験の差が生じて実際には双方イーブンの状況でゲームを始めるわけではありません。
今回の勝負ではお互いの経験を加味した上で、片方がチャレンジャーとして挑むようなルールなので、RPGなどの目に見えるデータの差についても、他ジャンルでの目に見えない経験差同様のものと見なすというわけです。

で、3月時点で決定した、各選出タイトルとざっくりしたルールは以下の通りです。

ラヒラヒ側 選出タイトル5作

1.ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド(Switch)

2D格ゲー。略称は『P4U2』。
勝負方法はオンラインかオフラインの直接対決。
コントローラーはプロコン(ラヒラヒ側のハンデとして、慣れているアケコンを禁じる目的)。
キャラ選択にも何らかのハンデを設ける予定。

ラヒラヒは別段、格ゲー上手い勢ではないものの、ペルソナが好きなのでプレイ時間自体はまあまああります。他の2D格ゲーに関しても、キャラゲー中心に楽しんではいるので、プレイ経験自体は多め。
soloの方は全然慣れていないジャンル。

2. キャサリン・フルボディ(PS4)

3Dパズルアクション。
勝負方法はオフラインの直接対決(ゲーム自体のオンライン環境が良くないので)。対戦ルールは大会「EVO Japan 2024」の決勝ルール準拠で3先。

ラヒラヒの過去大会実績はEVO Japan 2019で5位、EVO 2019・EVO Japan 2020で9位、EVO Japan 2023で7位。日本で(多分)だいたい7~9位前後の実力という感じで、今回の勝負で一番自信を持っている、というか勝てなきゃいけないタイトル。
対するsoloも過去に大会への参加歴はあるものの、3月時点では両者の実力差は大きい。

(4月30日追記:ラヒラヒはEVO Japan 2024でもキャサリン・フルボディ大会に参加してきました。今回はかなりトーナメント運が悪かったこともあり、強者に屠られて過去最低の17位であっさり終了。一方、PS3版の無印キャサリンでは第5位という自己ベストの成績を収めました)

3.Jump King(Switch)

2Dプラットフォームアクション。
対戦モードは無いので、勝負方法は期間内に達成した表面の最速クリアタイムのスクショ(かクリア直前含む30秒のキャプチャ)を月末に提出する形。

ラヒラヒのPC版での累計プレイ時間は25.5時間で、最速クリアタイムが8分39秒(speedrun.comでは3月20日時点で世界928位の記録)。
soloは未クリア(だった気がする)。

勝負の形式をRTAイベントで見られる並走タイムアタックにしなかった理由は、心理戦を導入したかったため。相手に勝てている気がするタイムが出た時点でプレイを止めるか、最速タイムを追及してプレイし続けるか。他タイトルにかける時間とのせめぎ合いが問題となるルールです。
もちろん、soloが3月時点でのラヒラヒのPC版記録を追い抜くことを期待しての設定。

4.WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球(Switch)

(Switch版の公式PVが見当たらなかったので、動画はPS版のもの)

スポーツゲーム。
オンラインもしくはオフラインで1先。
規定イニング9回、延長戦15回まで、タイブレーク制なし、コールドゲーム7点、DHあり、クローズアップあり、投球間隔スキップ禁止、チームコスト★100以下。
先攻後攻は(システム的に選択可能である場合)、その時点で本企画の勝利数が少ない方が選択可能。

「システム的に選択可能である場合」という曖昧な言い方を使っていることから察せるように、両者未プレイ。お互い、野球にはほとんど興味が無いのです。
ただしラヒラヒはスマホゲーやフラッシュゲームなどで、なぜか野球ゲームをまあまあ遊んできているのに対し、soloは野球自体の知識が乏しいです。というわけで、互いの歩んできたゲーム経験の差からして、勝てるだろうと見込んでのタイトル選択。
本企画内で最も道義違反スレスレの勝負(ゲームの経験差というより、人生で得てきた知識差に近いため)。

5.ぷよぷよテトリス2(Switch)

対戦パズルゲーム。略称は『ぷよテト2』。
オンラインでスキルバトル5先。

ラヒラヒは『TETRIS 99』やパロディゲーム『上原パズル』でテトリス系のゲームは多少遊んでいるものの、ぷよぷよはほぼ未経験。
soloはガチに未経験。

本作で遊べる特殊な対戦モード「スキルバトル」(初出は『ぷよぷよクロニクル』らしい)はHP・MP制で特殊スキルも使えるRPG的なバトルらしく、しかもアドベンチャーモードってので、キャラクターを鍛えられるらしい。ラヒラヒもsoloもRPGプレイヤーではあるので、RPG的な腕前も競えるよう、こちらのモードを選択しました。

solo側 選出タイトル5作

1.Newスーパーマリオブラザーズ(DS or 3DS)

(DSの公式PVが見当たらなかったので、動画はWiiUのもの)

2Dプラットフォームアクション。
勝負方法はオフラインの直接対決。VS部門、ミニゲーム部門、並行RTAの3番勝負。
VS部門:スター10個獲得で決着、3先、マリオの数無限。ステージはラヒラヒが選択。
ミニゲーム部門:獲得ポイント50固定で200ポイント先取で勝利。対戦するゲームは交互に選択。
並行RTA:ワープなど何でもありで、ラスボスを倒すまでの時間を競う。いわゆるAny%と呼ばれるルール。

曰くsoloが一番自信を持っているタイトル。友人間では負け無し。
対するラヒラヒ的には結構苦手なタイトル。

2.ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SP(iPhone)

育成RPG。略称は『DQM2SP』など。
3パーティ被りなしで作成しての2先。

soloがおそらく一番時間をかけてきたゲームシリーズが『ドラクエ』。
ラヒラヒは『ドラクエ』にはほとんど馴染みがなく、『モンスターズ』シリーズもほぼ初見。
soloによれば想定準備期間50時間とのこと。

3.ポケットモンスター ソード/シールド(Switch)

育成RPG。略称は『剣盾』もしくは『ポケモン剣盾』。
シングルとダブルで2先。1戦ずつ行った後決着つかなかった場合、ラヒラヒがどちらか好きなルールを選択して再度戦う。
伝説1体まででパーティ作成。6見せ3選出のシングルと6見せ4選出のダブル。都度パーティ変更は可能とし、メンバー被りも可。レンタルパーティは使用不可。
ハンデとして、6体見せた時点で選出させたくないものをラヒラヒ側のみ指定可能。

『ポケモン』シリーズもsoloがかなり遊んできているタイトル。
『剣盾』はラヒラヒも100時間以上遊んではいるが、生涯のうちガチで遊んだ経験がまるで無いため、これまでの勝負経験もおそらく10:0でsoloに負けているレベル。
ラヒラヒが既に遊んでいる『剣盾』をセレクトしたのはsoloのお情けに近いと思われるが、それでも現状では実力差が決定的なタイトルの1つ。

4.ポケモンカードゲーム Classic(アナログ)

(PV無し)
『ポケモンカードゲーム Classic』は3つの完成されたデッキが収録されたカードゲームで、「独自のレギュレーションで、ずっと遊べる」のコンセプト通り、驚くほどバランスが巧く取られた、他の『ポケモンカードゲーム』と独立したアナログボードゲーム。

デッキ交換しながら3先。はじめのデッキ決めは鉄球を用いて、選ぶ順番を決める。2戦目以降は勝った側が先に使用デッキを選ぶ。同じデッキを続けて選ぶことは不可。

『ポケモンカード』自体、お互いプレイ経験はほとんど無いが、『Classic』に関してはsoloだけキャンペーンで当選して所持しているタイトル。
3月に初見同士で勝負した際にはラヒラヒが勝ち越しましたが、2人とも若干ルールを把握しきれていない状態ではありました。今回の勝負の行方は未知数。

5.ドクターマリオ(Switch)

(PV無し)
対戦パズルゲーム。
Nintendo Switch Onlineで遊べるファミコン用ソフト。

soloの方は割とプレイ経験があり、自信も持っているタイトルなはず。
ラヒラヒもプレイ経験はあるが、別段強くはない。
過去に対戦した時にはほとんどsoloが勝っていたはず。

勝負調整用 最終タイトル1作

チェス(勝負方法未定)

3月時点での候補。10試合終わったタイミングで勝負がついていれば、非開催の可能性、濃厚。

勝負順

で、上記11タイトルの勝負順は月ごとに、以下の通りとなりました。

4月末:ドクターマリオ、パワプロ
5月末:剣盾、Jump King
6月末:Newスーパーマリオ、キャサリン
7月末:ポケモンカード、P4U2
8月末:DQM2、ぷよテト2
9月末:チェス

この日程で勝負を行い、随時この記事を更新していきます。

4月29日 第1・2勝負

準備期間など考えて勝負順を決定した都合上、お互いが最も準備期間を短くしたかった(≒本腰を入れていない)タイトル2つ。
なぜか飲酒しながら勝負することに。

第1勝負 ドクターマリオ

ゲーム内では3ゲーム取ると1勝となるルールなので、2勝した方が勝ちというルールに当日決定。ゲームスピードとレベルは負けた方が選択することに。(初めの一本は相談の上、レベル10、スピードHIで)
お互いの通信相性が悪く、かなりラグい環境での勝負になりました。

初めの1本は3-1でラヒラヒが先取するも、お互いがラグに慣れ始めたあたりから風向きが変わり、最後は6ゲーム連続で取ってsoloが勝利を収めました
経験の差が如実に表れた結果とはなったものの、チャレンジャー側が一歩届かないという本企画のコンセプトにふさわしいような良い勝負でした。

第2勝負 WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球

soloがほぼ完全に勝負を捨てに来ており、チーム編成すらしていない状態での対決に。一方のラヒラヒもそこまで練習していなかったため、本企画でおそらく最もぐだぐだであろう展開でした。
一応は練習をしていたラヒラヒが5-0で勝ち、

企画全体のカウントはイーブンの1-1となりました

5月30日 第3・4勝負

第3勝負 Jump King & 
第4勝負 ポケットモンスター ソード/シールド

前述の通り、Jump Kingは企画決定時から勝負日までのベストタイムのスクショを送ることで勝負を判定するスタイル。

soloはこのゲームを苦手だと言っていたものの、警戒していたラヒラヒは勝負日の昼および勝負直前に悪あがきを敢行。結果、なんと自己ベストを更新して7分46秒599という記録を達成しました。
(悪あがきの様子は下の動画にて)

で、お互いの記録の公開は第4勝負の撮影中に行いました。

soloの記録は10分47秒241。直前に記録を更新したラヒラヒがタッチの差で勝利を収めました。

一方のポケットモンスター ソード/シールドでは、シングルバトルは残り1vs1の状況まで粘るもラヒラヒがまず1敗。さらにダブルバトルでもほとんど勝負にならず、ラヒラヒの準備をものともしなかったsoloが勝利しました。

というわけで、第4勝負まで終わって
企画全体のスコアカウントは2-2
まだまだ差が生まれません。

で、この後のスケジュールですが、6月の勝負日程が少し早まったことによりラヒラヒがゴネを発動。soloが絶対の自信を持っている『Newスーパーマリオブラザーズ』を6月から7月にズラしてもらいました。
さらに、8月まで決着がつかなかった場合の最後の勝負の内容は、soloの進言により「ベイブレードX」に変更。

というわけで、6月からのスケジュールは下記の通りとなります。

6月末:ポケモンカード、キャサリン
7月末:Newスーパーマリオ、P4U2
8月末:DQM2、ぷよテト2
9月末:ベイブレードX

6月23日 第5・6勝負

第5勝負がアナログゲーム、第6勝負がオンライン通信の悪いゲーム(多分サーバーが弱い)ため、ラヒラヒがsoloに家に行って勝負しました。
soloは病み上がりというデバフを負っての挑戦。さらに今回は実況・ガヤで友人のせいくま君も参加しました。

第5勝負 ポケモンカードゲーム Classic

「2戦目以降は勝った側が先に使用デッキを選ぶ」予定でしたが、心理戦度合いを増すため、「負けた側が、先に使用デッキを選ぶか選ばせるか決める」形に。

状態異常など未知の事項に遭遇した際には、公式サイトを調べながらプレイしていたため、ここまでの勝負で最長の1時間18分もの長丁場でした。
その割に試合内容はしょっぱく、結果は0-2でsoloの勝利。

第6勝負 キャサリン・フルボディ

対照的に、こちらの勝負時間は短かったです。ラヒラヒが2本取った時点で、試合を3本先取に変更しましたが、結果は変わらずラヒラヒが3-0で勝利。

結果、第6勝負まで終わって
企画全体のスコアカウントは3-3
お互いが得意ゲームを取り合ったまま第11勝負にもつれ込む未来が見えてきました。

で、7月に今度はラヒラヒがコロナに罹ってしまい、お互いの休みを合わせることが難しくなってしまったため、7月以降の勝負スケジュールを変更しました。

8月末:DQM2、ぷよテト2
それ以降のどこか:Newスーパーマリオ、P4U2、ベイブレードX

8月末の予定はそのままで、7月末予定だった勝負を後ろにズラした形です。

と、いう変更をした後で9月1日にお互いが会えるタイミングが生まれたため、さらにもう一度予定を変更して、勝負予定は改めて以下のようになりました。

9月1日:Newスーパーマリオ、P4U2
9月末:DQM2、ぷよテト2
勝負がつかなかった場合、9月以降のどこか:ベイブレードX


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