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片付けよう!収納用品を買いに行く前にすること〜成功する片付け〜


よしやろう!片付けをやると決めたら、あなたはまず何をしますか?かつて片付けられない女だった私はモチベーションを上げるために100円ショップへ収納用品を買いに出かけていました。でも立ち上がって手を動かす前に頭の中を整理整頓することで、実は片付けのゴールがグッと近づきます。ここでは成功する片付けのために、片付ける前の頭の中の整理整頓について書いていきます。

片付けは捨てるもの探しではない

片付けはモノを捨てるとスッキリするなんて仰る方も多いと思います。確かに一時的にスカッとするかも知れません。だからと言って片付けようと思い立った時に「何を捨てようかなあ」と捨てるもの探しすることは違うと思うのです。だって考えて見てください、せっかく購入したモノの中から捨てるものを探す・・本末転倒というか、買って捨てて買って捨てて永遠に負のループ。こんなの止めたくなりませんか?!ズボラな私はじゃあ最初から買わなきゃいいじゃんと思ってしまいますw

片付けは捨てるモノ探しでは決してありません。自分の暮らしとモノに向き合う作業から入ります。そして取捨選択の技術をあげることが一番の目的。購入する時に自分の暮らしにあったモノ選びがしっかりできれば使わないモノで溢れかえるとうことは起こらないのですから。

目的と手段を混同させない

その片付けは何のためにするのですか?単純な質問ですがぜひ考えてください。モノで溢れてイライラしているから。いつも探し物をして忘れ物ひどいから。なるほど、じゃあそれらが解決されたらどんな暮らしを望んでいますか?私がお客様とお話しする時、自分の思い通りに片付けできたらどんな暮らしがしたいのか?これを考えていただきます。

それは目的を明確にしてもらうためです。

中には「もっと収納を美しく見せたい」「正解を知りたい」と仰る方もいらっしゃいます。モノはあくまでも暮らしを豊かにするためのツール、モノに振り回されてはいけません。

片付けはあなたが望む豊かな暮らしを送るための手段の一つにすぎないことを忘れてはいけません。

元片付けられなかった女の私は、片付け整頓できるようになって片付けに費やしていた時間を丸々自分の好きなことに充てられ暮らしの質が上がったような気がします。

片付けられなかった私がやった思考の整理

じゃあ実際に私が手を動かして片付ける前に何をしたのか。

私は紙にどんな暮らしがしたいのか思いついたまま書きなぐっていきました。ゆっくりお茶したい、友達とランチ行きたい、犬とおもいきり遊びたい、雑誌をゆっくり読みたい、家族で出かけたい、旅行したい、おしゃれして街に出かけたい、習い事を始めたい・・・できるだけ多く。とにかく頭で思っていることを言葉に変えてアウトプットすると自分でも気がつかなかったことが見えてくるようになりました。その時の私は家族との時間と自分の時間をちゃんと取ることを望んでいたようです。

この作業1回で答えは見えて来ないかも知れませんが、度々これを繰り返すと頭の中がスッキリしますよ。今は紙に書くというよりスマートフォンのメモ機能やslackを使って「あっこれしたいな」と思いついた瞬間書くようにしています。自分の字が汚すぎて読めないコトもあるしw手元にペンと紙がなくて後回しにするとすぐ忘れる性分です(汗)

北欧流ちょっといいコミュニケーションFIKAフィーカ

私が北欧推しなのは、北欧の人々が自分のことをよく知っていて、そこを満たす技術がすごいなあと思っています。

彼らの暮らしをのぞいてみると、小さな気づきをたくさん得られます。

例えばFIKAフィーカはスウェーデンのコーヒーブレイクを表しますが、どこのお宅を訪問してもまずFIKAなんです。あなたのことちゃんと知りたいわ、話しましょう。この姿勢が人間らしいというか、とってもシンプルな欲求だと思いませんか。日本人の私はそのフラットさに少々躊躇いますが、これが良いのです。いつから私は格好つけたり、遠慮したりするようになったのだろう。子どもの頃はこんな感覚なかったのにな。FIKAしながら雑談の中でいろんな話をする。FIKAは家族、パパ友、ママ友、一人でも、学校、会社でも、どこでもする。この時間こそインプットアウトプット思考の整理になる。

日常に追われて立ち止まっている暇すらない私たち現代人、たまにはFIKAするのはいかがでしょう。彼らはただの雑談の中なのに、躊躇いもなく自分の幸せな時間について話すのだから・・・。最初は面食らってしまったけれど素敵なことだなあと思っています。

(北欧の人全員調査をしたわけじゃないのでこれは感覚です)


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