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片付けを一生懸命頑張ってもスッキリしない人へ

一生懸命片付けてもなんだか胸のこの辺がモサモサする・・・。もっとスッキリすると思ったのに。空回りしてるような感覚は何故なんだろう。モノの片付けだけに囚われ過ぎると実は危ない?!落とし穴について書きます。

モノだけ一生懸命片付けても成功しない理由

「散らかった家を整えスッキリしたい」そう思ったら手を動かしてモノを片付けていくでしょう。そう考えるのも無理はありません。だからと言ってモノだけ一生懸命片付けても「整わないこと」があります。

なに?!と思った方、ちょっと考えて見てください、暮らしはモノだけでできていないのですから。

忙しい現代社会24時間の限られた時間の中でどう片付けに費やす分配するのか整理整頓する必要があります。また情報機器の発達で毎日いろんな情報が湯水のように流れてきます、自分のスタイルにあった情報の取捨選択だって必要になります。

その中でも私が一番大事にして欲しいのが頭の中の整理整頓です。自分がどんな暮らしがしたいのか?どうなったら幸せなのか?自分と向き合う作業をせずせっせと手を動かしてモノを片付けたとしても、ゴールが曖昧なのでリバウンドを起こしやすくなります。

モノを片付けることが目的になっていませんか?あなたが「美収納」のブランディングで世に出たいと思う以外は住空間美にとらわれる必要はないのです。目的と手段を混乱させてはいけません。

その片付けは何のためにやっているのか。暮らしを豊かにするためではないのでしょうか?!だから頭の中の整理整頓のような自分と向き合う作業がモノの片付けの前にも必要です。そして時間・情報・思考・モノこの4つをバランスよく整えることで暮らしもマインドも向上します。

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時間・情報・思考・モノこの4つの整頓はどうすればいいの

前の章でモノだけ片付けても整わないことは書きました。整える対象は時間・情報・思考・モノこの4つです。では具体的にどうすれば良いのか書きました。

1)思考の整理

ノートに理想の暮らしを書いたりスマートフォンのメモ機能を使って思いついたことを書いたりできるだけ頭の中で思っていることを言語化してください。言葉で難しい場合はこんな風になったらいいなあという画像を集めるのも有効です。最初から完璧にしなくてよいです。

2)時間の整理

例えば分刻みのスケージュールの売れっ子芸人?でも24時間、私のような比較的ゆっくり働いている主婦も24時間と同じです。その限られた資源をどうやって使っているのか可視化してみます。24時間の大まかなタイムスケジュールを休日、平日いろんなパターンで書いてみると良いです。忙しい忙しいが口癖の人でも改めて可視化したら、あれ私この時間ないしてるんだろうと思うような空白が見つかるかも。その何しているのかわからない時間に片付けをスケジューリングすれば成功しやすくなるかもしれません。

そして限られた時間の中で大事なのは優先順位、何から取りかかるのか取りかかる順番についてもここで考えてみては。

3)情報の整理

情報収拾は大事ですが何でもかんでも集めて、結局どれが自分にとって必要なのか情報迷子になってしまっては本末転倒。闇雲に集めるのではなく信頼する確かな情報源を確保するのはこれからの時代を暮らす上では必須スキルになってくるでしょう。

滑稽な例ですが片付けられない女だったころ私はせっせと雑誌の切り抜きを集めてレシピや美味しいお店情報、おしゃれなコーディネートなど気になる記事をファイルしていました。しかしそのファイルはほぼ見返すことなく・・ある時そのファイルのパン屋さんへ出かけたら閉店していました。

紙ベースで情報収拾している人は少ないかもしれませんが、webも然り情報は新陳代謝が必要、だから溜め込んむのではなく程よいアウトプットも必須だということを書いておきましょう。

そして付け加えると、この整える4つの対象は同時進行できません。もしあなたがどうしても忙しすぎて時間が取れないときはもしかするとモノの片付け以前に働き方を整える必要があるかも。あるいは住空間を整えることよりもっと他に限られた時間が使いたいのかもしれません。それを知れてラッキーだと前向きに捉えて今はモノの片付けに時間を費やさなくてもやりたくなった時にやれば効率的にも良いと思います。やはりここでも大事なのは自分のマインド、人それぞれ違うということを知って欲しいです。

暮らしを楽しむのが上手北欧の人たち

大型連休はどう過ごすか?インタビューしているのをTVで見ると、大抵は〇〇へ行く、旅行やレジャーを上げる方が多いでしょう。そして決まって疲れます・・と言ったコメントも合わせて報道されますよね。なんのネガティブキャンペーンなのかと思いますがw働き者の日本人は連休になると有意義に使わなくてはもったいない意識が働くのかイベントを詰め込みがちなのは事実です。

でも身近な暮らしの中でも十分幸せを感じることができることを幸福度の高い北欧の暮らしを知るようになって改めて考えることがあります。

私が訪問したスウェーデンのお宅は見るからインテリアにこだわった住空間でした。保育園に通う女の子とご夫婦の3人暮らし。その家の隅々まで拝見させていただきました。その中でもここはまだリペア中なのといって見せてくれた部屋。壁には次に何をするのかリフォームの手順が貼られていました。この家族はゆっくり時間をかけてリフォームDIYを楽しんでいますとお話ししてくれました。

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このお宅が特別ではなく、自分でリペアしたりDIYしたりするのは北欧ではよくあること、それ自体を楽しむ人は多くいます。私なら業者に任せてサクッと新品な状態で住みたいですけれどそうではないのです。

今コロナ禍の中、マンション住まいの我が家でも小さな家庭菜園をはじめました。毎日水をやって日光の当たる場所に移動させ風をあてたり。芽が少しづつ出てくる様に一喜一憂します。土を見ているだけで幸せを感じるだなんてもっと歳を重ねて暮らしが変わった時に感じるのだと思っていました。あぁ今なら実行できるんだな。暮らしを楽しむこと。そう思った次第です。

コロナ禍は早く過ぎ去って欲しいけれど今は北欧の人々に習って気づかなかった幸せについて考えてみる時かも知れません。


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