210104 今年の目標は親になる
年末年始は例に漏れず、家族4人しっぽりと、東京の自宅で過ごした。
ベランダに出てみると、夜景と、マンションの部屋の明かりがキラキラしていて、まあ普段と変わらない景色にほっとしたり。思い起こせば、妊婦だったから一昨年も東京で静かに年を越したのだったけど、その時とは状況がえらい違いで。
そう、ミクロ的な視点では、小さい人がひとり増えて、もう一人、小さかった人はおしゃまなお姉さんになったので。さあどう楽しく数日過ごすかというのが、大きな人たちの課題だった。
そこで、導入したのがホームシアター。
Ankerの、60,000円弱のもの。
夫から「これ買おうと思うけど、どうかな?」と聞かれた時は、正直「画面を大きくするだけでその値段…?」と思ったけど、最高。家の壁が、あっという間に映画館になる。
まあ詳細なレビューはまた時間がある時に書くとして、これで私達は紅白歌合戦に加えて、この数日毎日映画を観た。
・インクレディブルファミリー
・バグズライフ
・101
・ソウルフルワールド
・メリーポピンズ
この中でも、3歳娘が大ハマりしたのが、バグズライフ。日中もテレビで見たいというので、2回見た。いや、3回だったかも。
それで、まあこれだけ家にこもっていると、怒ってしまうことも多くなるわけで。特に3歳児。
昨日もまた、何かは忘れたけど、娘に小言を言ったら、私に向かって「変な人!」と。
最近、叱った際の口答えは常なので、少しイラッとしつつもスルーしようとしたら、「でも、好き!」と。
ん…?
なんだか、ニヤッとしてしまった。
もう一度。
「変な人!でも、好き!!」
聞けば、「アリの映画の、小さなアリの女の子が言ってたんだよ。」と。
ああ、ドットが、フリックに言った言葉だ。
これ、すごく良い言葉だなって。
瞬間的に嫌だと思う時があっても、好きなのには変わらない。そうだよ。ママだって、あなたたちがどんなに悪いことをしても、大好きなのは変わらないのに。
下の子ができてから、つい上の子はお姉さん扱いをしてしまう。うちの場合は、上の子のことはパパがフォローしてくれるから、なんて甘い考えで、私の場合は特にそうだった。
だから正直、娘はパパが大好きだけど、私のことはそんなにでしょう、なんて思いが根底にあって。
叱った後に、「でも、ママは娘ちゃんのことが大好きだよ。」なんて、言ったことあったかなぁ。
娘の言葉の可愛さに、思わずニヤッとしてしまったあと、猛烈に、猛烈に反省した。
子供にこんなに大切で、親として必要なことを教えてもらうなんて。
お片付けして、散らかってるよ!(でも好き!)
弟くんにイジワルしないで!(でも好き!)
だめ、甘いもの食べすぎ!(でも好き!)
ご飯食べなさい!!(でも好き!)
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()の中を、言葉や態度に示す一年にしよう。
昨年は、コロナ禍の二児育児で、イライラと感情に任せて怒ってしまうこともあった。
今年は、親にさせてもらうのではなく、親になる。
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