"誰もが習ったあの法律"がスーパードライの追い風になった話
みなさん、日本で一番売れているビールといえば何が思い浮かびますか??
(̨̡ᐢ ⸝⸝o̴̶̷̤ ̫̭ o̴̶̷̤⸝⸝ ᐢ)̧̢「サッポロ黒ラベル?」
ᕲ(˳⊙̿͆˳)ᕳ「キリン 一番搾り?」
⟆͟ ͠ ‧͟ ݀𑁤「サントリー プレミアムモルツ?」
正解は、𝑺𝑼𝑷𝑬𝑹 𝑫𝑹𝒀 です。
('A`)アサヒィ↓スゥパァ↑ツルァァァァイ↓wwwww
...はい。
実は、1987年に発売されたアサヒビールのスーパードライですが、
それまではキリン一強時代だったんです。
どれほどだったかというと、ビールといえばキリンラガー(現キリンラガー クラシック、苦く重ための味)という時代で、
なんとKIRINのシェアは6割もあったんです。
(̨̡ᐢ ⸝⸝o̴̶̷̤ ̫̭ o̴̶̷̤⸝⸝ ᐢ)̧̢「恐ろしや…」
ではなぜKIRINをアサヒがひっくり返せたかというと、誰もが習うあの法律が追い風になったからと言われています。
1986年に施行された、その法律とは…?
ᕲ(˳⊙̿͆˳)ᕳ「尺稼ぎだイル」
⟆͟ ͠ ‧͟ ݀𑁤「ビール飲んでみたいモン」
(̨̡ᐢ ⸝⸝o̴̶̷̤ ̫̭ o̴̶̷̤⸝⸝ ᐢ)̧̢「なんでこのメンツで呼ばれたのかわからんカワ…」←絶対こんな話し方じゃない
そう、男女雇用機会均等法です。
それまでは、妻が夫にビールをついで飲ませる、つまりビールは「仕事終わりの男が飲むもの」とされていました。
しかし男女雇用機会均等法の施行により、
女性も働くようになる→女性もビールを飲むようになる時代 へと変化していくのです。
アサヒビールは、入念な嗜好調査の末、人々がすっきりしたビールをら求めていることが分かったのです。
1985年辺りはアサヒのシェアは10%を切っていましたが、
1986年にこの調査のもとコクキレビールというコクとキレを兼ね備えたビール(現 マルエフ)を発売すると、なんとか10%台まで回復します。
その翌年、キレに振り切ったスーパードライを発売すると、女性の社会進出や食事の洋食化が進んだことが影響し、
その約10年後にはアサヒがKIRINを抜かし、シェア1位に躍り出ます。
シェア1位を奪った時、あのオブジェが有名な本社では、全員が、会長までもが泣いて喜んだと言われています。
本当に素晴らしい努力と辛抱の末、掴み取った結果だったんですね。
いやー、これだからビールは、素晴らしい。
お見事。
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