料理をシステム開発捉える話(バッチ実行編)
ラフゴ開発担当の芝です。最近家で料理をしていると料理の工程がシステム開発のフローに見えてくることがあります。エンジニアあるあるなのかどうかはわかりませんが、もし共感が得られたならちょっと嬉しいです。
別プロセスで負荷の高い処理を
画面トリガで行うには重すぎる処理、複雑すぎる処理を自動化するためにバッチ処理を用いると思います。私がいつも料理中にバッチを感じる(何言ってんだろう)のは電子圧力鍋を使った時です。圧力処理(?)はサーバー負荷が高いです。電子でない普通の圧力鍋の場合は火をかけっぱなしになるので目を離すことができず、調理者のリソースを消費します。圧力鍋でない場合には長時間の調理を必要とし、サーバーにプロセスが滞留することになります。しかし電子圧力鍋はほったらかしにできる、つまり別のプロセスでバッチとして実行可能なのです。完了時にはアラートを出力するためすぐに気づくこともできます。
バッチのスケジューリングを設計
このバッチ処理はスケジューリングも重要です。電子圧力鍋バッチ処理がいつまでも終わらずに、メインの調理処理が完了してしまうと待機が発生します。これを避けるためにはバッチ実行の時間的な計画が不可欠です。おすすめは夜間バッチの実行です。夜のうちに圧力鍋バッチを実行しておけば、完了後の保温により電力リソースが余計にかかることはありますが、確実に朝食に間に合わせることができます。
良いバッチ処理とは
これらを踏まえて、最適なバッチを検討すると適切な時間に、メインで行うにはハードルの高い処理を別軸で完了させてくれる処理ということになります。こう考えると電子レンジ、炊飯ジャー、電子ケトル、などキッチンにはさまざまな便利なバッチが溢れていますね。
安価で強力なバッチ
今回の話題の主役でもあった電子圧力鍋ですが、私個人の感想としてはバッチ界の革命児です。電子レンジになどに比べると歴史が浅いので少しマイナーな存在かもしれませんが、本来時間のかかる煮込み料理を短時間かつ自動で完了させてしまう能力は他の調理家電と比べても圧倒的なパフォーマンスです。ラフゴでは1万円台~選べる電子圧力鍋のリアルな口コミ情報を掲載しています。ぜひ一度ご覧ください。