社日公園の桜
上の写真は3月23日。
そして、見頃を迎えた4月1日。
今年は、コロナで楽しみにしていた桜イベント(お糸まつり)は無しでした。
安来千軒 名のでたところ 社日桜に十神山
安来節を最初に覚える唄にも出てくる、地元の魂の場所です。
桜を見ると、磁石のように引き寄せられていきます。
桜は日本人のDNAの中に「近くに行け!」という指令が組み込まれているような、特別な存在だと思います。
咲いた時より その散り際を 人に見せたい桜花
こちら素唄も、日本人の独特の感性に合っていて大好きです。
苺の苗も完全に春を察知したらしく、急激に葉が徒長し始めました。
いちごは5月中旬頃まで、収穫の最盛期を迎えます。
本圃の苗のランナーは余分な栄養を取られるので除去し、育苗ハウスの苗のランナーは、親株から子株を採取するために鉢受けするという、全く真逆の動きをします。育苗ハウスでは意識を全集中しないと、貴重なランナーを思わず除去してしまうことに。
平均的な本圃ハウス10アールに対し7000〜7500株の定植が必要です。どの農家さんも、大体5,000〜15,000の子株を採取しています。例えば、200株→2000株(1株から10株を採取)、続いて2000株→20000株などの増やし方で、今季最盛期の収穫をしながら、来季の株の準備を平行して進めます。
苺農家さんに、ゆっくり桜を見に行く時間は無いんですよね、師匠!
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