心配な育苗
7月に入る前から猛暑が続き、栽培ハウスの温度も上がってランナーの数が少なく、それ以上に病気や食害がきになる日々。経験の少ない研修2年目の身として緊張感の続く展開です。
発想が単純すぎるかもしれませんが、暑さに強く抵抗力を増すために、これまでより肥料(窒素)を10%減らして、カルシウムをごく少量葉面散布してみました。小苗は密になるのでどうしても徒長ぎみですが、効果はあると信じたいです。最小養分律も意識しながら、少量のカルシウム散布は定期的に続けてみようと思います。あとは、灌水量を少しおさえるべきか悩みます。
小苗は、早く採苗すると老化苗になるし、採苗を遅らせると定植数に到達するか不安になるし、このあたりの感覚がまだ一切ないので、とりあえず元気な小苗は採苗しています。7月9日現在で計画の半分くらいとってしまいましたが、まわりの農家さんは2~3割のところが多い印象。
ちょっとペース落とすべきかな? 来期にむけた反省点となりそうです。
あとは、苗に聞かせている坂道系音楽がどれだけプラスに作用するか楽しみです。