「行人」直という明治の女(中編)その2
主人公・二郎の兄嫁、直は小姑の重との仲がうまくいかない。
夫・一郎との仲が冷え、更に小姑と不仲なのだから、家庭内でさぞ孤独であったろうと想像する。
義妹のお重とは、あまりに性格が対照的なのだ。
感情をいつも抑えている口数の少ない嫁の直、言いたいことは言わずにはいられない、感情表現が派手な重。
嫁と小姑は気が合わないものだが、ここまで性格が違えば、重と直の仲が良いわけがない。
ちなみに私は、女子高校、女子短大と5年間の青春を女子だらけで過ごしていた。
いつか描こうと思うが、かな