にんじんのラペとエビのサラダ、ゴマのソース
こんにちは
スライサーで野菜をスライスして、ギリギリまで来たときには、いつもザワザワとした緊張感がある、ラ・フェ修家です。
今回は、人参をメインにした一品です。
にんじんのラペとは、千切りにした人参を、ヴィネグレットでマリネした料理で、「キャロットラペ」(carottes râpées)言います。
このようにシンプルな料理ですが、驚くほど人参の甘みが引き出されて、ヴィネガーの酸味とのバランスも良く、人参嫌いな方にも、ぜひ試して欲しい料理です。
このオードブルに使用した、人参のラペは「ベンリナー」というスライサーを使って、ごく細の千切りにしています。
このすりおろし加減は、人それぞれお好みがあり、チーズグレーターのような道具であえて荒削りにすることもあります。
愛彩菜と人参のラペとエビを乗せ、ゴマのソースをかけて、レッドキャベツ、トマト、スプラウトをあしらいました。
最近、愛彩菜をよく使うのは、味、香り、シャキシャキの食感がよく、クセが少なめで、彩りもキレイで華やかになるので、気に入っています。
そしてなにより、地元草津の特産野菜なので、新鮮でいいものが入手しやすいからです。
人参のラペを作ると、人参から水分が出てきますが、これも捨てずにマリネ液の一部として使いましょう。
人参の主な栄養素でもある、ビタミンCやカリウムは水溶性なので、人参からでた水分を捨てるのはもったいないです。
さらに、ヴィネグレットに含まれているオイルには、βカロテンの吸収率を高めてくれるので、美容と健康にもオススメの料理です。
人参をすりおろす際には、一緒に手をすりおろさないように注意しましょう。こういう道具で荒削りな怪我をすると、痛みがハンパないです。
ヴィネグレットの作り方は以前の記事で紹介しています。
にんじんのラペは、ヴィネグレット以外でも、レモン汁とオリーブオイルと塩とかでも作れます。
人参があれば簡単にできるので、あと一品何にしようか迷った時にはぜひ作ってみてください。
くれぐれも人参をすりおろす際には、一点集中で怪我を避けてくださいね。
以上、ラ・フェの厨房からでした。