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フォンドヴォー1日目

こんにちは
夏の暑さと、フォンドヴォーの湯気と、マスクの暑さで、トリプルパンチを食らっているラ・フェ修家です。

当店では、開業以来17年間ずっとこのフォンドヴォーを仕込んでいます。
このゼラチン質豊富なフォンドヴォーはソースのベースになり、おもに、肉料理に使うフォンです。

1日目と言っているのは、フォンドヴォーは2日にわたって約10時間煮出し、その後漉して、2番だしをとって1番と合わせて、さらに煮詰めてやっと仕上がります。

市販のものもありますが、そこは妥協できないので、他の仕込みやオーダーをこなしながらも作っています。

【材料】仕上がり3L
・子牛骨      4kg
・牛すじ      1kg
・玉ねぎ     300g
・にんじん    200g
・にんにく      1株
・トマト缶    200g
・ローリエ      2枚
・ブラックペッパー 10粒
・水         5L

子牛の骨をオーブンでじっくり焼く

フォンドヴォー骨焼き

ミルポワ(香味野菜)を約1.5cmのぶつ切りにする

フォンドヴォーミルポワカット

牛すじを焼く。このときに出た脂はとっておく。この脂はミルポワのソテーやステーキの肉を焼くときにも使います。捨てずに使い切ります。

フォンドヴォー牛すじ

牛すじを焼いたときに出た脂でミルポワをこんがりソテーする

フォンドヴォーミルポワソテー

これらの材料をいれて、焼き付いたところは水でデグラッセ(こびり付いた焼き汁をおとす)それも加える。

フォンドヴォー水なし

水を入れて沸騰させて、アクを取り除く

フォンドヴォーアク

最初のアクを取った後にローリエとブラックペッパーを入れて2日に分けて約10時間煮出す。

フォンドヴォー煮出し

つづきは、2日目で

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修家大雄 /レストラン ラ・フェ
貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊