子宝菜、おいしかった〜
先日仕入れた「子宝菜」をさっそく調理してみました。
ついでにいろいろ調べました。
まずこの子にはいろんな名前がついています。
・子宝菜(こだからな)
・蕾菜(つぼみな)
・祝蕾(しゅくらい)
・四川児菜(しせんあーさい)
・子持タカナ(こもちたかな)
中国野菜でアブラナ科カラシナの変種です。
アブラナ科の野菜はキャベツ、白菜、ブロッコリー、水菜など、葉野菜や花野菜が非常に多いですね。
旬の時期は1〜3月でまさに今が旬で、これ以外の時期にはお目にかかれません。
残念な気もしますが、それが自然でいいんです。
栄養価も高く、注目すべき栄養素はGABA(γ―アミノ酪酸)で、血圧抑制やストレス緩和、リラックス効果で話題になり、GABAの入ったチョコレートなども販売されています。
GABAに関してはさまざまな研究があり、GABAは体外から摂取しても「血液脳関門」が通過できなくて、直接脳内で使用されず、脳よりも腸に吸収されてから働くという論文もありました。
そのほかに、βカロテン、ビタミンEなどが豊富です。
いずれにしても、栄養価が高い野菜であることには違いないですね。
まずは、外見を見ます。
半分に割ります。
おー、みずみずしい!
葉っぱの緑の濃い部分を生で食べてみると、ピリッとシャープな辛味があり、カラシナと似ています。いいアクセントになりそうです。
さらに薄くカットして生で食べてみると、シャキシャキと心地よい食感でクセがなく食べやすい感じです。
ほどよい苦味もあります。
オリーブオイルでサッと炒めて塩コショウで食べてみると、辛味が抜けてコリコリとした食感、クセがなくいろいろな料理に合わせられそうです。
火はとおし過ぎない方がいいです。
ヴィネグレットにもよく合いました。
こういう野菜とマヨネーズは、王道ですね。
次は、香ばしくバターて炒めて
少し醤油をたらします。
バターしょうゆもなかなかいけますねぇ。
こんな感じで、いろいろ使えて美味しい野菜でした〜。
常用で使いたいぐらいの野菜ですけど、この時期にしか売ってないのでまた見つけたら買って使いたいです。
以上、ラ・フェの厨房からでした!