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ホタテ貝とキノコのクスクス
こんにちは、ラ・フェ修家です。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていて、秋と呼ぶには早い気がするのですが、食材の方はだんだん秋らしくなって来ています。
そこで今回は、キノコを使った料理を取り入れてみました。
キノコと合わせたのは、「クスクス」です。
「クスクスって何?」よく聞かれますので簡単に説明します。
クスクスとは、北アフリカを起源とする伝統的な主食で、小さな粒状のパスタの一種です。
デュラム小麦を原料にして、粉状にした小麦に水を加えて粒状に成形したものを蒸して仕上げます。
クスクスの粒は非常に細かく、軽い食感が特徴です。
一般的には肉や魚、野菜などの煮込み料理と一緒に提供されることが多く、その繊細な味わいがさまざまな料理に良く合います。
クスクスがフランス料理に取り入れられるようになった背景には、歴史的な要因が深く関わっています。
特に、19世紀から20世紀にかけてのフランスの北アフリカ植民地支配が大きな影響を与えました。
アルジェリア、チュニジア、モロッコなどのマグリブ諸国は、フランスの植民地であったため、これらの地域の料理がフランスに持ち込まれ、次第にフランスの食文化に影響を与えるようになったのです。
クスクスの説明が終わったところで、本題の料理に入ります。
クスクスは、あらかじめ、水、塩、オリーブオイルで戻します。
キノコは、ニンニク、エシャロットと共にバターでソテーして、白ワインを入れて煮詰めます。
そこに、フュメドポワソン、バター、クリームなどを入れて仕上げ、ホタテ貝にさっと火を通し、クスクスを合わせました。
使用したキノコは、椎茸、しめじ、エリンギ、マッシュルーム、ドライポルチーニです。
最後に、黒胡椒とパルミジャーノをふりかけてます。
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ホタテ貝の旨み、キノコの香りと、バターのコクが合わさって、濃厚な味が、クスクスによく合います。
季節を感じる一品を、ぜひお楽しみください。
以上、ラ・フェの厨房からでした。
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