水生植物公園みずの森と平和学習
こんにちは、ラ・フェ修家です。
今日は天気がよかったので自然観察に、自宅から車で20分ぐらいの
水生植物公園みずの森に行ってきました。
開園25周年なんですね。
おめでとうございます。
入場ゲートで体温チェックなどもあり、コロナ対策もされています。平日なので空いていました。
水生植物公園みずの森の名物は、やっぱりハスとスイレンです。
ハスとスイレンは仲間だと思われがちですが、違う種類です。
ハスとスイレンの違い
ハス(蓮)Lotus
ヤマモガシ目ハス科
・水面より高い位置に花を咲かせる
・花が終わると散り落ちる
・レンコンになる
スイレン(睡蓮)Water lily
スイレン目スイレン科
・水面に花を咲かせる
・花が終わると閉じて水中に沈む
・日差しが弱くなると花を閉じる
あと、スイレンはずっと「水蓮」だと思ってたのですが、「睡蓮」でした。
これは「日が暮れると花が閉じる姿が眠るよう」なことから、睡眠の睡をとって睡蓮と名付けられました。
ザクロの実
熟した果実に多数の赤い種子が入っていることから、子孫繁栄の意味をもち、世界的にも子宝のシンボルとされる一方、Grenade(手榴弾)の名前の由来にもなっている。
女性にうれしい栄養素が多く含まれている果実です。
「恋人の聖地」
「サルスベリ」
漢字で「百日紅」と書き、100日ほどのあいだ花を咲かせます。
幹がツルツルしていて、猿も滑ってしまいそうなことから付いた名前ですが、実際の猿は滑らずに登る模様。
「グズマニア」
おもしろい名前ですが、花言葉は「理想の夫婦」「情熱」
広島市より寄贈された「キョウチクトウ」
人類史上初めてもたらされた原子爆弾によって、焼け野原となった広島は、
「75年間は草木も生えない」と言われました。
被爆後、いち早く咲いたキョウチクトウは、生き残った広島市民に復興への希望と勇気を与えてくれたもので、広島市の「市の花」になっています。
「被爆アオギリ二世」
昭和20年8月6日、爆心地から北東へ約1.3kmの地点で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と目を吹きました。
その後、被爆アオギリは昭和48年に平和記念公園に移植されましたが、「平和を愛する心」「命あるものを大切にする心」を後世に継承するため、被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育て、成長した苗木が「被爆アオギリ二世」と名付けられています。
「サギソウ」
シラサギが翼を広げた様に似ていることが由来。
準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。
なぜ仏像は蓮に乗っているのか?
インドから伝わった、蓮には仏教的に特別な意味があります。
蓮は、池・沼などの泥の中から茎を伸ばします。
そして大きくきれいに咲く花は、つらいことや苦しいことばかりに見えるこの世の中にあらわれた仏の悟り・慈悲にたとえられます。
そして、蓮が他の植物と違い、花が咲くのと実がなるのが同時であるということが、煩悩即菩提・即身成仏をあらわしています。
つまり悟りとか浄土というものは、修行をかさねて煩悩を滅した後に、今と違う状態で到達するというようなものではなく、迷いや煩悩を持ったままの私たちが仏さまと同じ状態になれるのだという教えです。
煩悩は除夜の鐘の回数の108個あることで有名ですが、その中でも
最も私たちを苦しめるのは、
「三毒の煩悩」
といわれる、欲や怒りや愚痴の心です。
いろいろ調べた上での解釈は
「煩悩」欲や怒りや愚痴のこころは
消してしまうのではなく
「煩悩」を持っていることを自分が認めて
それをいい方向に使って行くことで
「菩提」良くなっていくよって事。
と感じました。
人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変える方がやさしい
アインシュタイン