![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138329312/rectangle_large_type_2_7ab169843555399dbf930d0c9c739358.png?width=1200)
【東京滞在③】のり平として生きる覚悟を決めました
東京滞在3日目。
実は東京に来てから全く眠れていない。
ベッドに入っても全然眠れないのだ。
深夜1時くらいにウトウトしても半分覚醒してる状態で、早朝4時くらいに完全に目が覚めたりする。
いろんな人と会って莫大な情報量を入れてるから、脳がバグってる感じ。
でも全然疲れないから不思議。
いくらでも動けちゃう。
沖縄にいる時は22時には布団に入るようにしてるから、この差には驚きである。
◇
さて昨日は、埼玉に墓参りにいった。
埼玉には母方の祖父と祖母が眠っているお墓があり、年に1回は必ず近状報告をしに行っている。
![](https://assets.st-note.com/img/1713940330342-PdZQ5QXAxy.jpg?width=1200)
沖縄では今の時期「シーミー」と行って、先祖のお墓参りの際に、お墓の前で重箱やお酒を広げ皆でピクニックを楽しむ風習がある。
最初はびっくりしたのだが、先祖側からしたら、パパッとお墓掃除して帰っちゃうよりは、みんなが目の前でワイワイやっててくれるのは嬉しいのではないかと思う。
羨ましい文化だ。
そして私も、祖父祖母のお墓を前に、一瞬「お一人様シーミー」をやろうと考えたのだが、肝心の重箱もないので、ほんの気持ちでチョコを食べてコーヒーを飲んでみた。
プチお一人様シーミーデビューである。
私の祖父は、自分が亡くなる前にお墓を用意したり、後々家族が困らないようにきちんと終活していてくれて、真面目だけどユーモアがあり、大変立派な人だった。
祖母はかなり破天荒な人で、いつも大きなサングラスをかけ、がっつりメイクをし、派手な服を着て、70歳過ぎてもアルゼンチンに行ってタンゴを踊ったり、ニューヨークにいきなり行ったり、良い意味でクレイジーな人であった。
一度、英語を勉強しているというので、単語帳を見せてもらったら、「りんご→apple」と書いてあり、「え?!このレベルで海外一人で行っちゃってるの?!」と驚いた。
外国でどうやって生活してたのだろうか。
真相はもうわからない。
そんな正反対の二人が今こうやって一緒にお墓に入り、向こうで何をしてるのだろう。
と思いを馳せながら、カカオ86%のチョコを齧る私である。
◇
さて墓参りの後は、2番目の妹(実は私には妹が3人いる)の家へ。
そこで先日結婚した友人に会い、お祝いを渡す。
友人とは、このブログで書いたRである。
妹とRと私の3人で、Uberで頼んだ豚汁を食べながらダラダラ話す。
豚汁が1杯単位でUberで頼めるなんて、さすが東京だと思った。
しかも1杯1200円。
私なんか沖縄で、でっかい中身汁(豚の内臓のお汁)とか作る鍋で、何日分かまとめて作ってるんだぞ。豚汁。
あの量で原価500円くらいだぞ。
など、何食わぬ顔で金の計算をしてみる。
◇
てか、今回東京に来て改めて思った。
今更だが、東京すごい刺激的。
やっぱめちゃ楽しい笑(1人行動ならば)
日々いろんな人に会えるし、面白いことにたくさん誘われるし、電車やタクシーでどこでもサクッと行けちゃうし、エキサイティング&コンビニエント。
野心があればいくらでも可能性が広がる、広がりやすい、それが東京。
ただこの刺激を毎日味わいたいと言えば、もうアタクシはその体力気力はないわけで、たまにこうやって刺激をもらうだけで十分満足なのであった。
◇
そういえば話は変わるのだが、一昨日、末妹に会ったときに「なんでメガネしてるの?桃屋みたい」って言われて、一瞬何のことかわからなかったのだが、分かった途端ツボってしまった。
そして、改めて鏡を見ると、自分、まじで桃屋であった。
ごはんですよ~~の、のり平さんのことである。
自分が桃屋と分かってしまった以上、東京滞在このスタイルで良いのか…と悩んだが、花粉もすごいし年々日差しがすごい眩しく感じるようになってしまい、やはり桃屋メガネは外せない。
いやこれでいいのだ。
私はもう野心を捨て、東京から沖縄にずらかった女。
桃屋上等、東京ではのり平として生きていく。
なんなら、 #桃屋女子 を東京で流行らして沖縄に帰ろうではないか。
ということで、東京残り5日。
夜露死苦!!
#桃屋女子 ラエコ