余裕がある状態とはなにかと問う
昨日は同世代のママ友と薬膳ランチ。
東京でバリバリ働いてた頃は「絶対に使うんもんか」と思っていた「ママ友」という言葉、今じゃ、すっかり慣れてきた。
言葉といえば、昨日何度も出た会話、
「やっぱ余裕がないと無理だよねー」
「その時、余裕ない時期でさ」
「余裕欲しいよねー」
「それって話聞いてると余裕なかったんじゃない?」
そう、まさしくお題は「余裕」についてであった。
◇
東京に住んでた頃、私は本当に余裕がなかった。
もちろん日々ちょっとした息抜き程度の余裕はあったけれど、大きな心安らぐ余裕は別世界だった。
今の沖縄生活より、数倍良い家に住んで、良い物を食べてたけれど。
漠然と欲しい、その「余裕」は、別世界過ぎて、何かを大きく変化させないと手に入れられない気がして、思い切って沖縄に引っ越した。
でも人間そんなすぐに変わるわけがなく、休みのたびに綺麗な海に行って、なんとなく余裕を手に入れた気がしてたけど、本質は余裕がないまま日々は過ぎ。
でも昨日、余裕の話をして、思った、
あれ?私最近、余裕について考えもしなかったけど、ちょっとだけ「余裕」を手に入れた気がする?
自分がおばさんになり、色々なことが気にならなくなっただけかと思ってたけど、もしやこれはあの「余裕」の到来なのでわ、、、
◇
そして思った。
てか実際、余裕があるってどういうことなんだっけ?
そもそも欲しかった「余裕」の正体がわかっていない、、、。
金とか時間?
どっちもないけど…
睡眠?
常に眠いけど…
心の有り様?
漠然としすぎ…
◇
ということで、ママ友に「そもそも、余裕がある状態ってどういうことだと思う?」と問うてみた。
そしたら、「うーん、常に何かに追われてる状態ではなく、これやりたい、あれやりたい、と思ったらすぐ動ける状態かな」と言ってた。
あ、わかる、って思った。
これって、物理的に手が空いてる状態、という意味もあるかもだけど、精神的な意味でもあって「何かをやりたい」と思った時に「あーあれもやらなきゃ、これもやらなきゃ…」ってつい思っちゃう、
きっとそのやりたいことの方が、人生において優先度が高いはずで、やらなきゃいけないこともそんな大事なことじゃないはずなのに、、
これぞ余裕がない状態のひとつ。
◇
そういえば私、この半年くらい「やるべきことの断捨離」をしてて、
今までやれたからやってきたけど、別に頑張らなくてもう良くない?
ってこととか、
これ止めたらもっとシンプルにになるよな、
ってことを、どんどん止めてみるようにしてるんだけど、もしかしたらこれも余裕が生まれてきた一つの要因なんかなー。
◇
夕飯も、今まではおかず何品とか作ってたけど、「親子丼で終了!」みたいな。
でも親子丼だけでも栄養あるし、別に不満も言われないし、むしろ一品料理だと残飯も出ないし、取り分けたりする手間もないからラク。
まじで何もする気がない時は、コンビニでキャベツの千切りとウインナーとバターロール買って、ケチャップ乗せてホットドックで終了!って日もある笑
食べ物のことだとわかりやすいからこうやって書いたけど、他にも子育てや日常生活ありとあらゆることの「プチ断捨離」を、日々トライ&エラーしながら遂行してる。
しかも大変だと思ってなかったことでも、どんどん止めてる。
本当は大変なのに、麻痺してる可能性もあるからね。
そしたら、あら不思議!
読書したり、ドラマ見たり、こうやって思いのまま日記書いたりする「気持ち的な余裕」が出来て、生産性ないことしてるのに罪悪感も全然なく(開き直り笑)、なんか、毎日充実してんねん。
◇
余裕って、複雑化した物事を、シンプルに戻していくことで生まれる物なのかもしれん。
さて、あなたの考える「余裕のある状態」とはどんな状態ですか…?
らエコ