開発秘話04:本当は怖い!?オズのキコリ君
以前の記事で「今度書く」と宣言しましたので書きますね。
「オズの魔法使い」の原作は本当に本当に面白いので、激推しです。
推薦図書です。余裕で読書感想文書けます。
ですが、それは置いといて、今回は本当は怖いキコリ君のお話です。
参考資料:
新潮文庫/オズの魔法使い/河野万里子訳
参考資料のP52からP55までに書いてありますので、ぜひぜひ原作を読んでいただきたいと思うのですが、サーッとどんなことが起きたのかをピックアップ。
・かつてブリキのキコリは人間だった。
・心から愛する人が居た。結婚するつもりだった。
・しかし二人の仲を裂くものが居て、東の悪い魔女と取引をした。
・東の悪い魔女は報酬と引き換えに、キコリの斧に呪いをかけた。
・斧はキコリ(まだ人間)の足を切り落とした。
・しかし運よく腕のいいブリキ職人が通りかかり、ブリキで義足を作って付け替えてくれた。
・これが、腕、胴体など何回か繰り返す。
・全身ブリキになった。この体はピカピカで頑丈でとても自慢だ。
・しかし、心がなくなってしまったので、もうその人の事を愛していたのかわからない。
・だからオズにお願いして心が欲しい。
…怖いよね。
なにがって、「筋が通っている」のが怖いなと思うんです。
全身取り換えても(心臓無くなっても)尚、生きてるっていう部分は、
もう魔法の世界だからいいんです。
心臓がなくなった=心がない=その人を愛してるかわからない=心が欲しい
ここの筋の通り方が鮮やかで且つ、怖い。
こんなん…彼の力になってあげたいもん。
でも、その斧って、今、手に持ってるソレでしょ!?っていうのも怖い。
当アプリのキコリくんは「可愛い感じにしてください」とイラストレーターさんに依頼したのですが、原作の"この部分読んだ反動で"そうしたんだと思います。
無事に可愛いデザインにしてくださったTommy様に本当に感謝です。
アプリ情報
アプリ名:オズの魔法使い -1人の魔女と3人の王-
モチーフ:オズの魔法使い(ライマン・フランク)
リリース:2016年12月6日
4本目のアプリ
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