ロマンスという名の甘い罠 13
こんにちは。LADY. SAKURA です。
アフガニスタンのカブールにいる軍人と名乗る方とのやり取りを綴っています。
その方を国際ロマンス詐欺の詐欺師と疑っていながら、騙されているフリしてやり取りを続けている間抜けな私に、のんびりお付き合いくださればと思います。
「 スキ 」 「 フォロー 」してくださった方々、ありがとうございます。
ロマンスという名の甘い罠11から、
至極、関西圏では一般的な男女の会話のように
関西弁で日本語訳を付けています。
そちらもお楽しみくださいませ。
どうぞ宜しくお願いいたします。
12の続きです。
ニヤニヤしながら返信なんて気持ち悪いで!
いつもの表情に戻して返信せな。
Okay O
How was your day?
I’m back
( O,大丈夫よ〜
今日はどうやった?
私は、帰ってるよ。)
Really?
I love you so much okay
I we continue to love you okay
Sometimes
Not always okay
We’re is my kids
I quickly take the risk
But not allowed okay
Because it not allowed here
I did it because of you okay
I’m satisfied with your love okay
You are my future wife okay
Hope you understand
( ホンマに?
めっちゃ好き
ずっと好き
時々な、
いや、いっつも考えてる。
子供達のこと
僕は少しリスクを負った
だってな、ここでは ( 写真を送ることは )
許可されてないねん。
君の為に、(写真を)送ったんやで。
僕は君に癒されてる。
だって、君は僕の未来の妻やし。
わかってな )
私が写真見たいって言ったわけでもないのに、
リスクを負って写真送ったんやで。
と言われても?
なんなん ( なになに ) ?
この人?
要するに、これ以上は、求めんといて。
ってことなんやと思っておこう。
と、この時までは、素直にOに合わせておいた。
この日のOは、子供達は、愛しい存在で
かけがえのない立場だから、
私の子供達も合わせて面倒みてゆくから、
結婚しないや、結婚は考えられない。
なんて言わないでHoney。
ってことをしきりに言うのだ。
だけど、私は、制服姿には、
キュンッとなっても、結婚なんて考えられへん。
きっと詐欺師とは、疑わずに言われる言葉を
全身全霊で信じてやり取りしていくと、
恐らく、コロッと騙されて
ホントに大変なことになるんやろうなぁ。
と改めて感じた。
これがロマンス詐欺なんやろうなぁ。
まあそこは譲らず、またシレッと返信をしてゆく私。
I can’t wait to come over to your place okay
( はよ、大阪行きたい!)
Okay Honey
But it costs money to come to Japan
( わかった,O
だけど、旅費が掛かるねんで?)
Yes I know I we pay it okay
You are so sweet and caring woman
I will keep on loving you okay
I we pay myself
( 分かってるで。払うで高くても。
SAKURA が可愛くて 思いやりのある女性で、
ずっと愛せるし、
自分で払うし。)
とのこと。
毎日毎日、こんなん言われたら頭が恋ボケする。
そこで私は、意地悪な質問をしてみたのだ。
Are you fired if you get sent a photo?
( こっちから写真を送ったら解雇されるん? )
If I should video I we be jailed after retirement
( 動画を送ったら退役後投獄されるねん。)
Except when I get my retirement and leave here then I can video okay
( 退職後にここから離れたら、動画送れるで )
So I don’t want to be imprison okay
( そやね、僕は刑務所には
行きたくないしね ( ないからね ) )
Well Tell me please
Your e-mail?
( だからSAKURA の
メールアドレス教えてくれへん? )
と、きたのだ。
意味分からん?
なんでメールアドレスを聞くの?
このタイミングで?
しかし、Oは、詐欺師やし、
どんなメールが送られてくるんやろか?
とワクワクしながら、
私は、捨てアドレスを早速Gmail で作って
教えたのだ。
翌朝、送られてきたメールを見て
また更に驚いたのだ。
Thank you for your understanding and I appreciate you Sakura.
my love, You are the light in my life. One that fills up the darkness and takes away my fears and insecurities. I can't thank you enough for being a part of my life.
( SAKURA 僕のことを分かってくれて、
ホンマにありがとう。
君には感謝してるで。
僕の愛は、君が僕の人生の光であることやねんで。
つまりは、暗闇を満たし、僕の恐怖と不安を
取り除いてくれてんねんで。
僕の人生の一部であることに
感謝してもしきれんねん )
関西弁やと、なんか、
おちゃらけてる ( ふざけてる )
みたいに聞こえてしまう。
やっぱり標準語を話せる人が羨ましい。。。。。
14に続く