デザイン、UI、UXってどう違うのかわからなかったので、編集者に聞いてみた話。その②
突然ですが、「デザイン、UI、UX」ってどう違うのか説明できますか。私はできません。
というわけで、詳しそうな人に聞いてみたシリーズその②です。その①はこちら。(前回はデザイナーさんに聞いたので、微妙にタイトルが異なります)
先に書きます。定義や正解を説明するnoteではありません。答えを探っていく途中段階の記事だと思って読んでいただけると嬉しいです。そして、みなさまの「こうだと思う」を聞かせていただけるともっと嬉しいです。
機能的か、感覚的か。
お話を聞いたのは、WEBライター&編集者のNさん。フリーのライターとして活躍しながら、WEBメディアの編集長もされている方です。その方が「専門ではないので、、、」と恐縮しながらおっしゃっていたのは、
機能的な良さがUI。
感覚的な良さがUX。
デザインはUI,UXを下支えする土台のようなもの。
図にするとこんな感じ。
機能的=数値化しやすいUI
例えば、表示速度やクリックの深度、ボタンの大きさなど。使い勝手を左右する「機能」を追求するのがUIデザイン。
感覚的=個人差のあるUX
例えば、表示が速いと感じるか、クリックがしやすいと感じるか、ボタンが押しやすい大きさかなど。使い心地を左右する「感覚的な部分」を追求するのがUXデザイン。
UXは感覚的な部分が多いので、Aさんにとってはベストでも、Bさんにとってはイマイチということも生じる。
そんな説明をNさんはしてくれました。
摩擦係数3.8のふわふわなタオル
お話を聞いて、タオルの手触りみたいなものを想像しました。タオルの触りごこちは、弾力性、摩擦性、温度などいくつかの指標で数値化できます。なので「摩擦係数を今の25%に下げたタオル」という数値的な目標を立てることができます。
でも、そのタオルが気持ちいいかどうかは、個人の感覚。触れた感覚がないくらい柔らかなタオルが好きな人も、ゴシゴシとこすった手応えを感じるタオルが好きな人もいるでしょう。
理想のタオルを作るには、どういうタオルが理想かを知ることが欠かせません(=UXデザイン)。その次に、それを実現するための値を決めていきます(=UIデザイン)。サイトやアプリもきっとこんな、感じ??
うーん。まとまらない。「使い勝手と使い心地」という分け方もそれっぽい気がしてきた。
「使い心地は個人差」というのはわかるけど。個人差があるからベストはありません、じゃ、あまりに投げっぱなしな気がしてしまう。もう少し何か、こう。ありそう。
デザインとUIとUXの違い。みなさまはわかりますか。
わかってるよ!いやいや違うんじゃない?こういう説明の方がわかりやすいよ!というご意見あれば、お気軽にお寄せくださいませ。それでは。
文:メロンパン
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