【読売新聞の記事より】-船井電機-
数年後にNetflixでドラマになるような複雑な展開の様相。
企業経営は1つの判断で一瞬にして瓦解するのがわかる。
読売新聞の記事に目を通すと
純粋に市場の変化に対応できなかったということだけではない。
「秀和システム」が21年に船井電機を買収して子会社化し、
その後、350億円もの資金が流出したとされる。
ミュゼプラチナムは関係者による仲介ただったが、
老舗電機メーカーによる多角化には疑問符が残る。
「ヤマダ電機」との再提携までは良かったが、
その後の経営判断がマズ過ぎた。
創業一族がもしあのまま経営していたら、
秀和システムに買収されていなかったら、
おそらく倒産しなくて済んだようにも読み取れる。
企業経営は本当に難しい。
一瞬でも身勝手に、自己の利益を優先すると組織なんて簡単に崩壊し、
そのときはもう取り返しがつかない。