大腸癌になった話9(病院探し)
A病院に電話し、紹介状を書いて頂いた先の某私大大学病院だと、ひと月半先の予約になることを伝え、そのくらいは放っておいても良いものなのか聞いてみました。
電話に出てくれたのはおそらく事務の方で、先生に確認して折り返します、とのこと。
違う病院にする場合、紹介状の宛先を変えてもらわないといけないのかな、そうなるとまたA病院戻らないといけないかも、などと考え、しばらくA病院の最寄駅の駅ビルをうろうろしながら折り返しの電話を待ちました。
先生は初期の中期くらいの癌、と言ってたけど、検査報告書にあった0とかIとかいう数字はいわゆる癌のステージのことなんだろうな。
せっかくステージが早めに見つかったんだから、早めになんとかしたい、という思いが芽生えていて、待ちながらスマホで他の病院候補を探し始めていました。
しばらくするとA病院から折り返しの電話があり。
先生に聞いてみたところ、「次の病院の初診がひと月半先となると、なんだかんだで実際精密検査できるのはもっと先になるはず。そうなると心配だな、 」と仰っていました、ということでした。
折り返してくれた事務の方にも、自分の経験上紹介状があるのに、大学病院でそこまで先の予約になってしまうことは聞いたことがない。紹介状自体は宛先と異なる病院でも基本的にはそのまま使えるので、早めに診てもらえる他の病院を探しても良いかも、とご意見を頂きました。
そうか、紹介状はこのまま他の病院に出してもいいのか。
A病院の方には自分でも病院を探してみるが、もしおすすめがあれば教えて欲しい旨伝えると、また改めて医師に確認して連絡するとのことでした。
事務の方は結構親切で、たまに宛先が違う紹介状は受付ないという病院もあったりするので、その場合は改めて連絡くれれば対応します、等も教えてくれました。
電話の後、自宅に戻る電車の中で、家から半径3Km以内の総合病院をリストアップし、それぞれの病院のホームページから、消化器内科、外科の先生のプロフィールや、大腸癌の症例数等を調べ、候補を4つに絞り込みました。
家から近いことにこだわったのは、何度か通わないといけなかったり、手術や入院となった後に電車にあまり乗りたくないからです。
半径3km以内なら歩いても行けるし、体調によってはタクシー使ってもたいした金額にならないし…。
電車を降りて自宅まで歩きながら、順番に候補の病院に電話をし、一番近い日にちで予約できた病院(B病院とします)にかかることにしました。
いずれの病院も大学病院ではなく、地域の総合病院です。
電話がなかなか繋がらないということはありませんでしたが、予約となると1〜3週先という回答の中、B病院は明後日の朝予約取れます、ということでした。
その後A病院から、おすすめの病院をいくつか連絡頂きましたが、いずれも山手線内にある大病院ばかりだったので、お礼とB病院にする旨を伝えました。
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