大腸癌でESDを受けた話10(病理検査の結果)

退院して2週間後、病理検査の結果と今後の話をしに、B病院に行きました。
すっかり元の生活を満喫していたので、2週間ぶりの病院は、なんだか本当にここで数日暮らしていたんだっけ?という感じでした。

今回は再診扱いなので、機械で受付をし、消化器内科外来で待ちます。
相変わらず病院は混んでいて、予約した時間から40分を過ぎた頃、主治医のC医師に呼ばれて診察室に入りました。

「先日は手術と入院、お疲れ様でした」とのC医師からの言葉に、確かにお疲れ様ってぴったりかも…と思いつつ、いえいえありがとうございました、とお礼を返した後、説明が始まりました。

電気メスで腫瘍を剥ぎ取っている様子、剥ぎ取った痕、その後の処置などの手術時の画像を見せてもらい、ほうほう、と思って聞いていましたが、要はこんな感じでした。

⚪︎剥ぎ取った下のとこも繊維化していて、それも取った
⚪︎全部合わせると1000μmは余裕で超える
⚪︎一応早期癌の範囲
⚪︎この段階でリンパ節に転移してるかはPETとか検査でもわからない

ということで、最初のときに聞いた説明通り、外科的手術をおすすめします、とのことでした。

まあそうなるかなーと思っていたので、即答でじゃあ手術しますね、と答えました。
入院前から暇さえあれば大腸癌のことを調べていたので、得た知識と今の説明を合わせてこんな理解でした。

早期癌の範囲とのことなので、癌は粘膜下層内にとどまっていたが、深さが1mmより深い。
国立がん研究センターのサイトにあるT1bの状態なんだろうな。
1mmより浅ければ先日の剥離で治癒となるが、今回はそれより深く、血管やリンパ管経由で転移してる可能性が出ており、癌ができてた腸と周辺のリンパ節を切除する外科手術が必要。

ちなみに、既に他の臓器に転移しちゃってる可能性は…?と聞いてみたところ、
「ほとんど無いですが、手術前に検査します」
ということで手術前の検査の話に移りました。

⚪︎大腸癌と胃癌、併発している割合は10%で、もし併発してるなら一緒に手術しちゃうので、先に胃カメラで胃癌の検査をしておく
⚪︎他臓器に癌がないか(転移しちゃってないか)CT検査する
⚪︎手術中は全身麻酔になるので、耐えられるか心臓と呼吸機能の検査する

という訳で、これらの検査日と、その検査の結果を聞いた上で外科医にバトンタッチする日、2つの日程を決めました。
検査日は1週間後、結果と外科医への受け渡しは3週間後で予約しました。

次の手術のときの入院日数を聞いてみたところ、1週間から10日、とのことでした。
前回より長い上になんか幅がある…。
絶対短い側の1週間で退院できる様にせねば。

この日は次回胃カメラにあたっての注意事項を聞いて、終わりでした。

ESDのあとの、少し深かった印象です、というC医師の言葉を聞いた時に、1mmいっちゃってるんだろうなぁと思っていて、入院中はその場合のネクストを調べていたので、今回も特にショックとかは無かったです。
ただ、また入院かぁ…次は絶対個室にしないと!って思いました。

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