Vol.50 【🎥映画コレクション】記憶を失う系恋愛映画

マジェスティック🇺🇸
2001年
監督： フランク・ダラボン

この映画は『トゥルーマン・ショー』などと比べるとマイナーな方ですが、
ジミーキャリー自身が今までの映画で、一番気に入っている作品だそうです。
そんな彼は、この映画で記憶喪失の男を演じます。

当時のアメリカの背景も入っているお話ですが、
正義感とは何か、幸せとは何か、何を選択するか、どんな自分になるかと
たくさんのヒントがこの作品には隠されています。

映画自体長いので、何か自分と向き合いたい時間を取りたい時なんかにおすすめの映画です。

映画の内容をざっくりいうと、
ハリウッドで脚本家をしている主人公ピーターは、ある日車のまま誤って川の中に入ってしまい、意識を失い、そして目覚めたら知らない場所にいました。

彼が流された町では、みんな彼の事を他の似たもう一人の人だと、
勘違いします。

彼は記憶がない為、だんだんとみんなが言う事を信じ込み、
そして彼はそのもう一人として、生き始めるのです。

映画の展開は個人的には、意外でしたが、本当に色々味わえるいい映画でした。

私達に、死ぬ気でも、自分が求めるものを追求する価値があるんだと教えてくれる映画です。
是非御賞味あれ！

オーバーボード🇺🇸
2018年
監督： ロブ・グリーンバーグ

鼻持ちならない御曹司が記憶損失になり、子持ちのシングルマザーと恋に落ちちゃうお話。

この映画は一つ目の映画よりは、気軽に観れる映画です。
一人の時に、ちょっと明るくなる映画観たいなとか
カップルで観る映画を探している時に、ふさわしい映画かと思います。
深さを求めて観るのであれば、断然一つ目がいいかと！

個人的にこの映画の注目点としては、
記憶損失して、新しい環境、新しい自分への認識になった時に、
人は本当にそこに見合った人となる、と言う事。
私はそこがとても深いと思いました。


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『人と言うのは、自分が考えた人になる』
と言う言葉があったかと思いましが、本当その通りだと思います。

こんな話を聞いた事があります。

高校でよくサボっていて、不良だった男の子がある模擬試験を受けた際
後日成績表が家に送られてきて、彼のお母さんは大変驚きます。

なぜなら勉強ができないはずの息子が、満点に近い点数をとっていたからです。
そして母は、カンニングしたでしょ！と彼に迫りますが、
彼はしてなかったので、してないと主張します。

そしてそれをきっかけに、彼自身も変わっていくのでした。
彼は自分がなぜか勉強が出来るみたいだと、思い始め、
ちゃんと授業に行き始める様になり、
先生も模擬テストの事を機に彼に対しての態度が変わっていきます。

そして彼は結果すごくいい大学に入り、本当の優等生になります。
しかし何年後、衝撃の事実を知るのですが、
それがその年、何人か成績表にミスがあったという事を知ります。
本当の彼の成績はあまりよくなかったのです。

彼は自分を成績が優秀で案外出来る子だと、認識したおかげで、
その様に振る舞う様になり、
そして結果的にその様になったのです。

記憶喪失もそれに似ているものがあると思います。
必然的に、自分を再定義する事になるからです。

『私はこう言う人間だ』
『私はこれしかできないのだ』
『私はこの程度しかできない』

などと私達は無意識的に、自分を制限しているのです。
そして現実的に、その通りになったのです。

もしあなたが本当になりたい姿があるのなら、
今の自分の延長線ではなく、もっと違う自分を表現したいのなら、
それにふさわしい自分を、再定義してみてはいかがでしょうか？

私達は常になりたい自分になれるのです。
その事例だって探せば、いくらでもあるのです。
他の人は出来るのに、自分ができない理由なんてないですよね？

映画を観ながら、本当の自分は何を表現したく、どうなればすごく自分らしく喜びを感じ生きていけるか、
考えみてはいかがでしょか？？

あなたはきっとあなたが考えている以上に、パワーを持っていますよ！

では、では！