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「One Stop Life Proposal」

「前述」 

 2/6に開催されたさいたま起業家協議会様主催の

「コロナに打ち勝て!生き残りビジネスコンテスト ~実務家が考える新しいビジネスのかたち~」において最優秀賞を受賞致しました。

 コロナ禍での設営等大変だったと思いますが、審査員始め運営の皆様本当に有難うございました。

 弊社のビジネスモデルをお話させて頂きますと、皆様に良いと言って頂く事が多く、賛同頂いておりますが実際、この様な賞を頂く事は初めて
ですので本当に嬉しいです。
 起業から3年半。自分たちが思い描いていたものがカタチになってきているのを日々実感しております。

 良い機会ですのでここでビジネスコンテストで発表した内容、そして株式会社LADのビジネスモデル概要・中長期ビジョンをお話したいと
思っております。

 株式会社LADは建築設計事務所が母体となっているのは変わりません。
実際、現在の建築設計事業においての取引先数は約50社あり、一部エンドユーザーからのご依頼も頂いておりますが大部分の御依頼はいわゆるB TO Bです。
 以前も書きましたが、私が起業を決めたのは前職の営業時代、設計事務所の紹介を求められる事が多かった事です。多方面から紹介相談を頂く状況で、私自身が建築士を持っている営業マンだったからかもしれませんが、明らかに不足している事が分かっておりました。
 ニーズがあり自身がずっと夢であった設計事務所設立が実現に出来る。
そう思ってから決断は早かったです。
 2017年6月に事務所開業し、お陰様で現在も色々な会社から引き合い頂いております。設計の話も入れてしまうと長くなり過ぎるので今回は割愛致します。

「プレゼンテーション詳細」

 本題に入ります。今回のビジネスコンテストでは社会的情勢を踏まえた構想・中長期ビジョンまでお話致しました。

「子×食×住 子どもたちとつくるSDGs」

本プレゼンテーション命題です。

 私たちは
        ■建築設計事業
        ■保育事業
        ■食育事業

 三事業を2つの株式会社で運営しており
「子どもたちの未来を育む企業」を目指し一環して子どもに携わる事業を展開しております。
 少子化時代、保育業界縮小になっていく中、多少逆行しているかもしれませんが、私たちは子どもたちの未来を育むことが地域、ひいては
日本の発展に寄与出来ると考えております。

 
 単体事業では出来ないと考え、三事業を包括的に展開することで子どもたちに寄り添う事が出来ると考えており、各事業をブランド化し
展開しております。

■建築設計・住まい事業「 Familiar™️

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■保育事業 「KO-YORI™️」

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■食育事業 「HITOMA」

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 各事業にもコンセプトを設け、それぞれが子どもたちの成長に携わるものになってます。

「なぜ、埼玉県さいたま市・川口市で子どもたちに携わる事業をするのか」

 
 私の地元である事は勿論ですが、社会的情勢を踏まえてです。

 川口市は2年連続ARUHI主催の「本当に住みやすい街」で2年連続1位に選ばれており、さいたま市、川口市は統計資料等見ても、他自治体と比較して将来の人口減も穏やかな見込みを予測しております。
 また大規模な再開が進んでおり、生活の利便性も改善されております。

■武蔵野線の再開発
 (再開発エリア)越谷レイクタウン、吉川美南、新三郷、浦和美園等
 (大規模モール)イオン、IKEA、COSTCO等
■東京都、神奈川県と比較して土地が比較的安価
■交通量が比較的少なく緑豊かで暮らしやすい

 上記以外にも考えられる要素はあると思いますが、「子育て世代」が暮らす為に必要な条件が整っていると感じております。

 また、私が感じる社会的情勢の変化についてです。

■IT化 
 〇IT化の進歩によるオフィス需要の低下
 〇クラウド等による業務の効率化
 〇携帯電話等モバイルルーターの高速化
 〇タブレット端末等の高機能化

■ドーナッツ化現象
 〇都心部→郊外への人口の流入
 〇ライフスタイルの変化郊外型への回帰
 〇政令指定都市等の地方自治体の発展

■ジェンダー
 〇年齢、性別に関わらない労働、生活様式への変化

■低炭素社会
 〇京都議定書等低炭素化政策
 〇木材促進法制定
 〇地球温暖化
 〇オール電化・太陽光発電
 〇IT普及による産業変化
 〇SDGs活動の拡大

■ワークスタイルの変化
 〇働き方改革
 〇働き方への意識の変化
 〇終身雇用制度崩壊
 〇個人事業主増加
 〇業種・職種の多角化

 この様な変化が起きており、男性がサラリーマン・女性が専業主婦、都心部へ通勤、会社員としての雇用形態等、昭和・平成とは全く違う
「ワーク・ライフスタイル」が形成されており、郊外型の住まいへ変化するだろうと予測を立てました。

 地域の魅力、社会的情勢を考慮し、郊外である埼玉県川口市の東川口駅に拠点を構え事業を展開しております。

 弊社はコロナウィルスが蔓延する前に決めていた事ではございますがこれからの「ウィズ コロナ」でより一層社会的情勢によるさいたま市・川口市等郊外への移住が加速していき、人口増加スピードも早まると考えております。

「With CORONA時代、そして私たちが見据える新しいカタチ」

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  上述を踏まえて弊社が中長期ビジョンとして進めるカタチは

    「スモールシティー」による地域での子育て体制の確立
 
 日本は元来島国で鎖国もしており、産業を内政化出来る国です。

■輸送手段の拡大
■コスト要因による生産業の海外移設
■肉体労働者の減少、高齢化


 挙げた以外にも要因は考えられますが、グローバルになり過ぎて本来日本で出来る産業、労働者が減少し、国力が落ちてしまっていると
感じております。
 コロナウィルスが蔓延した今こそ原点回帰をし、スモールシティーを形成する事で産業を地元で循環させる事でより強固な基盤を形成出来るのではないかと考えてます。

 また、駅単位で街を形成することで、コミュニケーションが薄くなり、核家族単位で子育てを行なっている現状を打破して行きたいと考えております。
 今はGoogle、YouTube等でインターネット・SNS等で情報が取れますが、情報弱者を産んでいる側面もあります。
 実際、子育て世代の横の繋がりが少なくなり、情報を得る機会も減っております。

 この問題を打破する為に地域に開けた保育園をつくり、子育て世代を含めた地域住民とのコミュニティを形成する。
 コミュニティが生まれていけば、地域の人たちが子育て支援をして頂き、子育て世代も育児負担の軽減を図れる。

 
 私たちは保育園を中心としたスモールシティーを形成し、地域課題の解決を行い、産業を繋げ、SDGsの活動を行って行きます。
 スモールシティーの中心には地域の未来を背負っていく子どもたちが
居て、その解決の過程を体験することでまた次の世代へこの事業を繋げて行く。

「人・モノ・経済・産業全てが循環していくスモールシティーの形成」

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「地域に寄り添い、子どもたちの人生に寄り添う」

「スモールシティー形成によるSDGs」

 ではスモールシティーを形成することによりSDGsの目標・ターゲットを目指すのか。

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(SGDs目標・ターゲット)
1・3)/8・3)経済・産業の循環により雇用を生み貧困を根絶していく。
2・3)地産地消による地域での食物確保を図り、規格外野菜の利用により飢餓防止を目指す共に生産農業者の所得の拡大を図る。
4・2)保育園において質の高いカリキュラムによる保育・教育
5・1/10・2)保育・ワークショップ等でのジェンダー教育を導入
9・2)アライアンスを組んだ地元企業との知識・ノウハウの異業種提携による産業革新
11・a)木造建築による持続可能な街づくりの提供
12・3)地産地消による食物廃棄対策・食品ロス状況の食育活動
13・3)保育・ワークショップ等での地球温暖化教育を導入
15・2)建築物の国産材活用による林業促進
16・2)保護者との密な連携、保育共有による暴力・虐待防止
17・17)経済循環による官民を超えた企業・人のアライアンスの形成

 以上13の目標・ターゲットを掲げ、弊社事業により改善・解決を目指して参ります。

「企業理念・わたしたちのこれから」

「子どもが大人になり子どもを産む。
この過程の中で保育、食物、住まいに携わり
  生活・人生の循環に寄り添っていく」

この思いを経営理念として制定しました。

 「ワンストップライフプロポーザル」

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 私たち株式会社LADはこの企業理念のもと今後邁進して参ります。

 本年は食育事業の主要展開先になる

 食育事業を体現する「Cafe HITOMA」の開店を控えており、本カフェのクラウドファンディングも2月末からスタートします。

 コロナ禍で販売先を無くした農家さんと業務提携し、事務所前での野菜販売「LADmarché」、地元野菜を保育園の給食への採用、食育ワークショップ展開と食に携わる展開を行っておりますが、

保育園と並び、地域における「人・モノ・経済」循環を育む大事な拠点となります

是非本活動に賛同頂ける方は是非クラウドファンディングに参加頂き、弊社の事業に関わって頂きたいと考えてます。業種は不問です。
是非一緒に出来ることを考えて行きたいです。

その為に必要な知識、ノウハウは出し惜しみません

 一企業で解決出来なくなってる問題が多いからこそ、協業し補いあう。
私たちはそう考えております

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 最後までお読み頂き誠に有難うございました。
大好きなこの地域を少しでも発展に寄与出来る様今後も邁進して参ります。

株式会社LAD 代表取締役
株式会社けやきキンダーサービス 取締役
                         高山 禎章

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