「初めてやった事やから失敗した」は自分が驕っている証拠?
今日も暑い。京都はとにかく暑く、本日(8月5日)が今夏の最高気温になる予想だそうです。
京都の夏は嫌いです。笑
さて、私はアトリエ系設計事務所に勤めていましたが、社寺仏閣の事になると勝手がほとんど違うので毎日が知らなかったことで溢れています。
今日も師匠から製図の方法など様々な事を教えて頂いている中で、なるほどなと思う心構えを話されていましたので共有させて頂きたいと思います。
新たな技法が理解できない私をみかねてか、
「初めてやから出来ひんと思ってへんか?そう思うのは自分が出来る人間やという驕りがあるから出てくる思考。」
とお叱りを受けました。私にとってドキッとする指摘でした。
確かにいつも初めての課題にぶち当たったときに心のどこかで「こんなん分からん。なんか説明はないんか。」と、自分の思考以外に答えを求めていました。
理解出来れば自分でも出来るわという驕りがあったんだと気付かされましたね。。。
師匠いわく、
「誰もが人生は初めての連続であるのに、初めてやから出来ないは言い訳にならないよ」
との事なんです。
これには確かにそうだなーと痛いところつかれた気分でした。
いわゆる「無知の知」、自分が何も知らないと自覚する事で初めて新たな知識を吸収できるんだなと。
これからは未知の問題にぶつかった時、初めてやから分からんと外部にすぐ答えを求めず、「自分はまだ何も知らない丁稚なんだから、まず仮説を立てて自分ができるところから精一杯取り組む」ことを意識していこうと思えました。
今日も色んな課題にぶつかって、心身共にぐったりする日もあると思います。特にこんな暑いときはすぐやられてしまいます。笑
一歩ずつ、一日一学びしていけば少しづつやるべき事が分かってくるんだと思います。
大変な時期ですが、平気な顔してやり過ごしてやりましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?