婦人科検診のススメ
女性の健康 第3弾!
娘たちが中学生くらいの頃、知り合いのママさんが何人か、癌で亡くなられました。婦人科系の癌がほとんどです。腰が痛いと聞いていたので、会ったときに受診を促せばよかったと思っています。
上のグラフを見ても、子宮体がんは14000人、子宮頸がんは10000人、卵巣がんは9000人と、婦人科系癌の罹患者数が多いことがわかります。
しかも、子宮頚がん、子宮体がんに至っては、20~30代の罹患が増加しています。
欧米の婦人科系がん検診率は、欧米では70~80%であるのに対し、日本では40%程度。
子宮頸がんは初期症状は無症状であることが多く、発見するには検診しかありません。
代表的な症状としては
ワクチンでだいぶ予防できるようになりましたが、万全ではありません。また性交で、ヒトパピローマウイルスに感染することで罹患するので、20代でも、経験がある方は、定期的に検診に行かれることをおススメします。
それに対し、子宮体がんは、症状が出ることがほとんどです。
しかし、40~50代での罹患が多く、ちょうど更年期と重なるため、不正出血であることに気づかず、更年期で片付けてしまうので、見過ごされてしまうことも多いです。
こちらも定期的に検診を受けていれば、発見は早いので、40代を過ぎたら、子宮体がんも併せて診ていただくことをおススメします。
内診があるので、尻込みする方が多いと思いますが、早い診断と初期治療が重要ながんですので、ぜひ、検診を受けてください!!