事務所という名の小屋作り 其の1
「事務所を今の賃貸アパートからネタ場の一画へ引っ越そう!」
塗装屋の倉庫は通称:ネタ場と呼ばれ、その名の通りネタ(在庫塗料)やオモチャ(刷毛等の道具類)を保管する場所。
ウチではそれに吹付用の小屋一棟と車4台分の駐車スペースを足した60坪程が、ネタ場。
場所は市川市で1番地価が安いと評判?の柏井町のど真ん中。
前は畑で裏はキャンプ場と言う好立地!
事務所とネタ場が同じ場所にあるメリットは
①在庫の確認が楽。
②現場から帰って来てから事務所に寄る手間が掛からない。
③事務所の家賃が掛からない。
事務所とネタ場が同じ場所にあるデメリットは
①人が歩いて無い。
②トイレ無い。
③そもそも水が通って無い。
④夏は虫ヤバイし、冬は寒さが超ヤバイ。
etc。
それらを検討した結果
「そうだ!ネタ場へ引っ越そう!」
となって
「でも建物が無い!」
と気づく。
4台分の駐車スペースの1台分を潰すとして、
4m×6m位の大きさ
コレは大体今の事務所の半分くらいの広さ。
まあ、今の事務所は使ってないスペースもあるので、多少狭くなっても良いかと。
普通こういう時はユニットハウスと呼ばれる移動可能な建物をドンと設置してしまうのが一般的。
こういうヤツ。
で、近くの中古ユニットハウス売り場に行ってみたら、欲しいサイズで40万円程。
結構高いのね。
それでも今の家賃5ヶ月分。
うーん。。。
金額的には何とかならないでも、ないかな。
「コレって設置もしてくれるんですよね?」
「はい!任せて下さい!」
「この住所のこの辺に置きたいんですけど。」
「近いので今から見に行ってもいいですか?」
「あ、じゃあ一緒に行きますか」
結果
「申し訳ございません。また何かございましたら。。。」
ユニットハウスは現地で組み立てるのではなく、出来上がってる物を
こんなトラックで持ってくる。
で、ウチのネタ場は3m幅の道路から曲がった奥にある。
しかも角に15年前は可愛い子木だった物が大木になって、聳え立ってる。
コイツが曲がれなかった。。。
というわけで、作るかと。
予算は
ざっくりユニットハウスの半額で20万。期間は現場が重なり出す前迄の2週間。
作業員は自分1人。。。(いや、たまにウチの職人にも手伝わすけど)
そんな感じで、事務所を作ってみた。
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