
子供の学びを広げる妖怪の世界
妖怪と子どもたちの学び
ここ数年、妖怪大好きな6歳です。
妖怪に夢中で。毎日、妖怪の本を読んだり、アニメを見たり。
だんだん私もその魅力に引き込まれていきました。子どもが妖怪に興味を持つと、自然とママもその世界に引き込まれる🤭
妖怪って、実は学びの宝庫
妖怪って、ただ怖い話じゃなくて、実は子どもたちにとって学びの素材がいっぱい!最初は「ただの怖いキャラクターでしょ?」と思っていたけれど、よく考えると妖怪を通していろんなことを学べると気づきました。
歴史や文化を学べる
妖怪には、いろんな地域の文化や歴史が詰まっていて。たとえば、河童や天狗などの妖怪は、その土地の自然や人々の信仰が反映されていて。これを通じて、子どもが自然と日本の歴史や文化を学べたり。民俗学って何?
妖怪って、ただの怖いキャラクターじゃなくて、昔の人たちが自然や社会とどう向き合っていたかを教えてくれる世界。柳田国男さんという民俗学者が妖怪について研究したことで、私たちにもその意味がわかりやすく伝わって。これは社会や歴史を学ぶ入り口になるし、昔の人々の考え方に触れることができたり。アートとしての妖怪
妖怪って、絵で見るとすごく面白い!江戸時代、歌川国芳みたいな浮世絵師が妖怪を描いた浮世絵を作り、それが大人気。その絵には、当時の人々がどう感じていたのか、どう表現していたのかが詰まっていて、見るだけでワクワクします。アートとしてもとても面白い。流行った歴史的背景にも興味がわいたり。妖怪がただの怖いだけの存在ではなく次々と探求心を刺激する存在に。
古事記と妖怪のルーツ
一番最初に妖怪が登場する文献は、なんと『古事記』
八岐大蛇(やまたのおろち)妖怪には長い歴史があるんですね。
昔の人々が自然災害や大きな自然の力をどう捉え、向き合っていたのかを学べます。
こうやって、神話や妖怪を知ることで、自然とそれらの背後にあるいろいろなことを理解し思考することができるんです。
柳田国男と水木しげる
柳田国男さんの研究、水木しげるさんの妖怪漫画などなど。私たちにその面白さを伝えてくれています。
水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』を見ながら、妖怪がどう文化や社会と関わってきたのかを学べだり。初期作品では自然破壊のテーマなものも多々あり、現代の子供達に大切な内容だなと感じます。
人間の自然信仰、この妖怪の世界がどう人間と関係しているのか考える機会を与えてくれた方々だなと。
妖怪を感じる場所
妖怪好きの子供と一緒に、 境港や小豆島の妖怪美術館にも行ってきました。
境港は「ゲゲゲの鬼太郎」の故郷で、街中には妖怪のモニュメントがたくさんあって、子どもたちも大喜び!歩いているだけで妖怪の世界に引き込まれます。
2度行ったのですが、毎回しっかり水木しげる記念館に入りたがるので。妖怪ではなく水木しげる先生のファンなのでは?と思い出した最近です🤭
小豆島の妖怪美術館も素敵な場所で。アートの中で妖怪の世界を学び思考できる空間。大人がゆっくり行きたい場所だなと感じました。
それから、兵庫県福崎町の柳田国男さんの街も大切な場所。街にアーティストのオブジェ作品が点在していて。現代アートな街の雰囲気かと思えば、リアルすぎる動く河童が池からでてきたり怖い😱こちらも大人がゆっくり散策したい街でした。
妖怪から学べること
妖怪って、実は歴史や文化と深く関わっていて。子どもたちが妖怪に興味を持つことで、日本の文化や歴史を学ぶきっかけになるし、創造力や批判的思考も育っていくんですね。妖怪を通じて「学び」を楽しめるなんて、すごく素敵なことだと思いました。