ディープワークを通じて見えてきた、自分が望む未来
LAC会津磐梯で「ディープワーク」にチャレンジ!
静かな環境と刺激的な出会い、そんな2つを兼ね備えた施設「LivingAnywhere Commons会津磐梯」。僕が今回LAC会津磐梯を訪れようと思ったのは、こんなツイートがきっかけでした。
この休暇方法が、何だかとても贅沢な時間の使い方に思えたのです。
そういえば、僕はここしばらく目の前の仕事に追われていて、落ち着いてこれからのことを考える時間が持てていませんでした。
「僕もディープワークをしてみたい……!」
そう思い立ち、さっそくディープワークについて学べる本を入手。
本を読んでわかったのですが、ディープワークとは単に「集中して考える時間を作ればそれでOK」ということではなく、
・ふだんの生活を含めて、自分が集中できる環境を構築すること
・そこから生み出される価値の高い活動のこと
を指していました。
ディープワークのやり方は決して1つではなく、ポイントを押さえながら自分に合ったやり方を組み立てる必要があります。
そして、本を読んだ中で重要だと感じたポイントは、
・自然の中で「缶詰め」になる
・一定期間「SNS断ち」してみる
・自分に合った「儀式」を考える
の3つです。
これらのポイントを並べてみたとき、LAC会津磐梯はまさにディープワークにふさわしい場所だと思いました。
LAC会津磐梯がディープワークにふさわしい場所だと感じた理由
LAC会津磐梯は福島県、磐梯山のふもとにあります。人里からは少し離れていて、周りを木々に囲まれているのでとても静かです。
入口に入ってすぐ右手に広がる広々としたロビーは、食事をとったり、ソファーでくつろいだりするのに最適な空間で、天井も高く日当たりも良い。
ここなら、ディープワークをするうえで申し分ない環境といえます。
ちなみにLivingAnywhere Commonsは、施設利用者へ向けたガイドラインとして
・DIY(Do it Yourself)< DIO(Do it Ourselves)(一人よりみんなで)
・No Ownership,No Service(ホテルじゃない。ゲスト気質はお断り)
・To promote Diversity(多様性を歓迎する)
・No Judgement. No Hierarchy(良し悪しを決めつけたり、上下関係をつくったりしてはならない)
・Let’s Do share and Contribute(共有と貢献を推奨)
・Rule ZERO,Let’s challenge(寛容を大切にし、挑戦を歓迎する)
・Create a Comfortable space Together(心地よい空間をともに創る)
を掲げています。
これらのガイドラインを読んでいると、「枠にとらわれず、自分が心から良いと思ったことをやってみよう」そんな風に思えてきます。
このような価値観を持っていることも、LAC会津磐梯がディープワークをするのに最適だと思った1つの理由です。
では、具体的に現地で体験したディープワークの中身を見ていきましょう!
体験1. 自然の中で「缶詰め」になる
1つ目のポイントが、自然の中で「缶詰め」になることでした。
ここで言う「缶詰め」とは、「いつもとは異なる場所で、周囲に煩わされることなく過ごせる環境」を指します。
環境を根本的に変えることで、ディープワークに入りやすくなり、より重要なタスクを意識できるようになります。
まさしくLAC会津磐梯はその環境にピッタリで、外部と切り離された自然あふれる施設に滞在したことで、集中力が高まったことを実感しました。
体験2. 一定期間「SNS断ち」してみる
2つ目のポイントが、一定期間「SNS断ち」してみることでした。
・Twitter
・Instagram
・Facebook
など、僕たちの生活に深く浸透してきたSNS。
時間を問わず新しい投稿がアップされ、情報の多さや「いいね!」に気疲れしてしまう人も多いと思います。
そんな方は一定期間、SNSサービスの利用をやめてみることです。そして、
・SNSを利用していたら、この期間の生活は明らかに良くなっていただろうか?
・私がこのサービスを利用しないことを人々は気にしただろうか?
と自分に問い、どちらも「ノー」であればそのSNSは必要ないと言えます。
僕は滞在期間中、午前中はスマホに触らないとルールを決め、その時間はディープワークに集中しました。やってみるとわかるのですが、SNSを見なくても生活にまったく支障は出ません。
入ってくる情報がセーブされるので、自ずと自分のタスクに意識を向けることができます。
体験3. 自分に合った「儀式」を考える
3つ目のポイントが、自分に合った「儀式」を考えることでした。
儀式というと何だか大げさですが、これは「ルール」や「決めごと」と言い換えても構いません。ディープワークの状態に入るためには導入ステップが重要なのです。
例えば、
・朝起きたら30分散歩をする
・仕事の前に美味しいコーヒーを入れる
・ディープワークのためだけに使える場所を確保する
など、自分が気持ちよく仕事に向き合えるものであればなんでもOKです。
ちなみに僕は「朝起きてすぐにノートに考えていることを書き出し、頭の中を空っぽにする」という儀式を自分で決めて実践。
頭の中で考えている心配事が可視化されるので、スッキリした気持ちになって課題に集中できるようになりました。
LAC会津磐梯のおすすめディープワークスポット3選
ディープワークは、自分にとって居心地よく感じる場所で行うことが重要です。
とはいえ、初めて訪れるところでそのような場所を見つけるのは一苦労。
そこで今回は、僕が滞在した4日間で見つけた「LAC会津磐梯のおすすめディープワークスポット」をご紹介します。
おすすめディープワークスポット1. メインロビーの広々空間
メインロビーは広々としていて、机や椅子、ソファー、ハンモックなど色々なアイテムが揃っているので、自分の気に入った場所を見つけやすいです。
僕がメインロビーで気に入った過ごし方は、
・窓際に椅子を置いて、外からの空気を感じながら過ごす
・ソファーに腰掛けて過ごす
の2つ。
広いテラスにつながる窓際は、眺めも良くディープワークに最適です。ひんやりとした早朝の空気を感じながら静かに考えを深めることができますよ。
そしてロビーの1番奥に置かれたソファには木漏れ日が射し込み、優しい光の中で過ごせます。ちょっと横になりながら、楽な姿勢でディープワークするのもとても良いです。
おすすめディープワークスポット2. 木々の中を歩ける散歩道
天気が良ければ、外に出て散歩をするのもおすすめです。
目の前の道は木々に囲まれていて、散歩にはうってつけの環境。ときおり野生のリスを見かけるほど自然豊かなので、きっと都会では体験できない散歩が楽しめますよ。
自然の中で体を動かすことは「グリーンエクササイズ」とも呼ばれ、心身にとても良い効果があると言われています。
おすすめディープワークスポット3. こもりたい人は個室もあり
「人の目を気にせず考えに集中したい」
そんな方には個室もおすすめです。
LAC会津磐梯はイベントが無ければかなり空いているので、1人で部屋を使うことができます。
和室でゆったりとあぐらを組みながらのディープワークもいいものです。
ディープワークを通じて、自分が望む未来がはっきりと見えてきた!
今回のディープワークを通じて、僕なりにこれから大切にしていきたいものがはっきりと見えてきたように思います。
特に早朝のディープワークは清々しく、自分の内面と深く向き合うことができました。
家だとついつい家事や手近な仕事が目について集中とはほど遠い環境なのですが、ふだんの生活から離れることで、より質の高い時間を過ごすことができたように思えます。
ということで、LAC会津磐梯でのディープワークは大成功だったのですが、この施設で得られる体験はそれだけではないのです!
興味や関心に合わせた貴重な体験。ワークショップに参加しよう!
LAC会津磐梯では、定期的にイベントやワークショップが開催されています。
僕が今回訪れたときには「未来の食を生み出すワークショップ~テクノロジー×食~」というものが開催されていました。
このワークショップは、「なぜ人はおいしいと感じるのか」というガストロフィジクスの考えに基づいて、日本の伝統文化を活かした全く新しいLivingAnywhereのための美味しい未来の食を考えるというもの。
講師役として、食に対して先進的な取り組みをしている活動家の方やシェフ、大手企業なども参画し、みんなで未来の食事を食べるなど、かなり豪華なイベントでした。これがLACメンバーなら無料で参加できてしまうのです。(お得過ぎる!)
そもそも僕はこのワークショップ目当てで参加したのではなく、たまたま訪れたときに開催されていて、「なんとなく」参加したに過ぎません。
でも、参加してみて「実は自分が食についてもっと学びを得たかった」ことに気づきましたし、一緒にワークショップに参加した方と仲良くなり、今度家に遊びに来てくれることにもなりました。
ふだん生活からではあり得ないような「気づき」や「出会い」が生まれたのです。そういう機会が得られたことは、本当に貴重だと感じました。
イベントやワークショップの情報は定期的にアップされているので、自分の興味や関心に合わせて「なんとなく」参加してみることをおすすめします!
プライスレスな価値を生み出す場所、LAC会津磐梯
今回の3泊4日の滞在を通じて、僕が得たものは
・自分が望んでいる未来と、そこに向けて必要な取り組みがクリアになったこと
・「食」に対する関心が高まり、自ら勉強を始めたこと
・ふだん出会わない人と出会い、絆ができたこと
でした。
これらはすべて、
・LAC会津磐梯という場があり
・そのビジョンに共感するメンバーが集い
・そこで一緒に取り組みをした
からこそ生まれたものに違いありません。
ぜひ多くの方に、このようなプレイスレスな価値ある体験を得てほしいです。
文:長濱 裕作
LivingAnywhere Commonsでは今、個人・法人を問わず、自由な働き方を共創してくれるメンバーを募集しています。今回の記事を読んで少しでも興味を持った方は、ぜひ募集ページをチェックしてみてください !
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