別れの理由
あなたの気持ちがここにないと知ってからも
私は随分悪あがきをしました
気持ちがここにない彼を
好きと思い続けるのは難しい。
涙なしには生きていけませんでした。
離れた理由を説明しようとする彼を見て、
それはとても知りたい理由でしたが
それはとても嘘だらけのいいわけでした。
多分、彼自身を納得させるための言葉だったのでしょう。
嘘と分かりながらもそれを本当だと思いたい自分の気持ち
それを私も理由にしようと努力した。
もう言い訳は聞きたくないし、
納得などさせなくてよいから。
肌で感じていたあなたの愛が見えなくなった時から
ずっと、もう納得していた。
恋の終わりはこういうものなのだと納得していた。
[恋の歌]