いつだって星の光のとおさに僕たちは慄いている
最近とにかく物を手放したくて、その日は服をたくさん手放そうと思った。ダイソーで買える一番大きなサイズの、IKEAみたいな袋に、パンパンに服と靴を詰め込んで、下北沢に持って行った。わたしはどうしたって“捨てる”ってことが難しい。あんなにたくさん思い出の詰まった服が、たったの数千円にしかならなかったけど、物を手放すってそういうことだよね。知らない誰かが着たり、私の知らないところでうまく処分したりしてもらえますように。
一年以内に着ていない服はもちろん、好きなブランドのものだとして