私の好きな旅のシーンその1 京都駅。

皆さん、旅行って好きですか?

皆さん、どんな旅行が好きですか?

旅行と言えば、自動車で自走して行く旅行も楽しいですが、公共交通機関を使う旅行も楽しいですよね。

そんな旅行で使う交通機関、どのようにして乗りますか?電車の駅や、バスターミナル、空港にフェリー乗り場。旅行は様々なシーンがありますよね。

そんな旅には欠かせないそんな好きな施設のお話を、シリーズとしてお届けしたいと思います。

その1、京都駅。

皆さんは京都駅というとどんなイメージを持たれるでしょうか?

団体旅行や修学旅行で訪れる八条口のホテルと土産店たち。新幹線から見る東寺の五重塔ははるばる京都に来たという実感を沸かせてくれる存在かと思います。

その反対側にあるのが大きな駅舎が印象的な京都駅烏丸口。京都駅と言えば烏丸口から見る姿が一番印象が強いですよね。多くの高速バスでもここを発着する者も多く、京都観光のためにバスに乗るのも烏丸口、京都タワーがあるのも烏丸口。個人で京都に行った人や、何度も京都に行かれている方は京都駅の風景と言えば烏丸口が大きく印象深いと思います。

また、京都駅と言えば大階段や空中経路も京都駅と言われて思い浮かぶものでもありますよね。

そんな京都駅、私はとても好きな旅行のシーンのひとつです。

まず好きなシーンのひとつが、烏丸口がホーム、改札口と駅の外から眺められることですね。北陸方面の特急電車も発着する0番ホーム、改札の外からすら別れを惜しめる環境っていいと思いませんか?、すごく絵になるとは思いませんか?、この風景が私の一番好きな京都駅の風景です。

けれども、京都駅はそれだけの機能でもありません。朝は大阪方面に通勤する人を見送り、京都に通勤する人たちを迎える。夕方になれば山科や滋賀県に帰る人々、宇治方面や亀岡方面に帰る人々を見送り、大阪方面から帰ってくる人を迎える。そんな優しさを持ち合わせているのも京都駅であると感じます。

また、烏丸口のバスターミナルや、京都駅からの鉄道路線で観光地へ向かう沢山の観光客を送り出すのも京都駅、コロナ流行前は、観光シーズンになると主要観光地方面へのバス乗り場に沢山の人が並んでいたのも今となっては懐かしい風景ですよね。

私にとっては、そのすべてが愛おしい、愛したい風景です。

でも、そんな私にとっては、京都駅は京都であって京都ではないんです。

沢山の観光客を迎えては楽しませる東山の華やかさや嵐山や金閣寺エリアの静かな風景、それに対して北野のローカルな風景と今出川や北白川の学生街、そして京都の中心街たる四条エリアの賑やかさと川沿いの夜の喧騒。私にとってはこういう風景が京都として浮かんできて、京都駅は京都駅なんです。

とはいえ、京都という街に出入りするために、京都駅を使わない方法って少ないと思うんですよね。阪急や京阪を使う人、嵯峨野線を使う人、山科で乗り換える人や京津線を使う人、地下鉄からそのまま近鉄に乗る人、そのような形でなければ、京都駅を使うことは殆どだと思います

つまり、京都へ向かう人も見送り、京都から去る人も見送る、それが京都駅という存在なのかなと感じます。

そんなとても大きな京都駅という存在、私は旅のシーンとしても、街のシーンとしてもとても大好きなもののひとつです。



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